平和市長会議加盟自治体と市民団体が協力して実施した平和への取組の紹介事例を追加しました

2011年2月23日
ひらかた平和教育シンポジウム(2011年2月6日 大阪府枚方市)

枚方市平和の日(*注)記念事業として、「平和な未来をこども達に」をテーマに「ひらかた平和教育シンポジウム」が開催されました。このシンポジウムには、平和団体、各種団体、市民ら約600人が参加し、平和学習・平和教育の今後の方向性を参加者みんなで考えました。  秋葉広島市長、田上長崎市長が基調講演を行い、続いて竹内枚方市長、海老根藤沢市長とともに「平和教育の充実について」パネルディスカッションを行いました。また、枚方市立樟葉西小学校6年生のみなさんが平和メッセージを朗読し、市民合唱団が平和の歌を披露するなど、全員で非核平和の思いを共有しました。  また、このシンポジウムでは、参加者全員が核兵器のない平和な未来をこどもたちに届けるため行動していくことを誓う「ひらかた平和教育シンポジウム」緊急アピールが採択されました。

※ 注)枚方市では、戦前枚方市にあった旧陸軍施設の一つ禁野火薬庫が1939(昭和14)年3月1日に大爆発を起こし、約700人もの死傷者を出した惨事を風化させないよう、爆発から50年目の1989(平成元)年に、3月1日を「枚方市平和の日」と定め、毎年さまざまな記念行事を行っています。

ひらかた平和教育シンポジウム
平和の輪をひろげる湘南・江の島会議 (2010年11月27、28日 神奈川県藤沢市)

藤沢市市制施行 70周年行事として、「核兵器のない平和な世界を目指して」をテーマに「平和の輪をひろげる湘南・江の島会議」が開催されました。この会議には、神奈川県下34自治体のうち23自治体の首長を含む関係者、平和団体、NGO、市民の約700人が参加しました。  秋葉広島市長、田上長崎市長も参加し、特別講演を行うとともに、パネルディスカッション、自治体関係者の会議、市民・ NGOとの交流会議に参加し、議論を深めました。  この会議では、神奈川県知事を始め県内34首長全員の連名による「湘南・江の島 かながわ自治体平和アピール」が採択されました。県内全ての首長が、共同アピールという形で、期限を定めた核兵器廃絶への意志を表明したことはこれまでに例がなく、画期的な取組として全国的な核兵器廃絶への気運醸成の大きな契機となることが期待されます。

平和の輪をひろげる湘南・江の島会議
平和を願う市民の集い2010 (2010年7月24日 千葉県千葉市)

市民でつくる「平和を願う市民の集い2010実行委員会」が「平和を願う市民の集い2010-地域から平和を創る-」を開催しました。この集いでは、平和市長会議加盟自治体の千葉市長、佐倉市長、白井市長、長生村村長が秋葉広島市長を交えて「地域から平和を創る」をテーマにパネル討論を行いました。
 また、パネリストの4自治体以外に千葉県内から5自治体の関係者が出席したほか、14自治体の首長からメッセージが寄せられ、自治体と市民が共に核兵器のない世界に向けた気運を高めました。

平和を願う市民の集い2010
やまぐちピースフォーラム (2010年6月30日 山口県山口市)

コープやまぐち、山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑など5団体が山口県ピースアクション実行委員会をつくり、「やまぐちピースフォーラム~秋葉広島市長と共に考える核兵器のない未来~」を開催しました。フォーラムには、山口県内8自治体の首長・副首長を含め475名が参加し、自治体と市民が一緒に活動を進めて行こうという一体感に包まれました。

やまぐちピースフォーラム