イトゥサインゴ市の幼稚園で平和の折り鶴教室を開催

2015年6月16日[アルゼンチン・イトゥサインゴ市]

 6月16日、イトゥサインゴ市において、平和と環境に関する啓発活動を行っているNGO「フンダシオンサダコ」代表で、広島市が創設した「ひろしま平和大使」の相川知子氏による折鶴教室が行われました。会場となったイトゥサインゴ市立908番幼稚園では、平和と自然共生について子供たちの理解を深めることを目的として、2013年から折り鶴を活用しています。

 午前中に行われた歓迎式典では、イトゥサインゴ市議会のマルセロ・ナダル議長が参加し、同市が2010年から平和首長会議に加盟していることや、国際的な視野や平和・自然を尊ぶ心を育む教育を重視していることを述べられました。

 折鶴教室には、5歳児とその保護者、そして周辺のマタンサ市やアエド市からの教育機関関係者等、約240人が参加しました。参加者によって折られた千羽鶴は、被爆70年を迎える広島市に相川氏の手によって届けられることになっています。

(写真提供:フンダシオンサダコ)