広島のNPOが平和首長会議加盟認定証をアミールコラー市長に手渡す

2014年4月29日[イラン・アミールコラー市]

 イラン北部のアミールコラー市で開催された式典で、アミールコラー市の平和首長会議加盟認定証が同市長に手渡されました。イランの化学兵器被害者への医療支援と交流を続けてきた広島のNPO法人「モーストの会」の代表団や、テヘラン平和博物館のボランティア、アミール コラー市議会議員、化学兵器被害者も式典に参加しました。

 式典において、NPO法人「モーストの会」代表である津谷静子氏が、広島の被爆の実相や核兵器廃絶への機運を高めるための広島市民の取組について説明しました。

 アミールコラー市長は、イラン国民及びアミールコラー市民は化学兵器使用により悲惨な経験をしてきた。そのため、全ての大量破壊兵器が廃絶されるよう、意識啓発に取り組んでいる、と述べました。

 アミールコラー市は、イラン国内の加盟都市が合計201都市となった5月1日付けで平和首長会議に加盟したイランの18都市のひとつです。

モーストの会代表がアミールコラー市長に
平和首長会議加盟認定証を手渡す
(写真提供:テヘラン平和博物館)

アミールコラー市での式典
(写真提供:テヘラン平和博物館)

化学兵器被害者とともに
(写真提供:テヘラン平和博物館)