核兵器廃絶への要請を支援するための平和首長会議レセプションを開催

2013年11月13日[英国・マンチェスター市]

 マンチェスター市のナイーム・ウル・ハッサン市長は、11月13日、正式にサラフディン・チョウドリ氏を平和首長会議2020ビジョンキャンペーン大使に任命しました。

 チョウドリ氏は元駐英パキスタン総領事であり、30年以上にわたる外交官経験があります。90年代に国連を代表して紛争下のボスニアに赴任、ミャンマーの民主化キャンペーンの期間に現地に駐在したほか、国際ロータリーのマンチェスター支部長などを歴任しました。2020ビジョンキャンペーン大使として、チョウドリ氏は国連及び南アジアにおける平和首長会議の支援者の開拓に協力し、平和首長会議の英国・アイルランド支部を支援する行事の企画に貢献することを誓約しました。

 レセプションでは、広島の原水協から核軍縮キャンペーン(CND)マンチェスター支部に贈られた折鶴の束をマンチェスター市長が受け取りました。このレセプションはマンチェスター市が平和首長会議の英国支部を立ち上げることを改めて表明する機会となりました。また2014年6月にマンチェスター市郊外のThe Quaysで開催される「Making Peace (平和構築)」展への支援を発表する機会となりました。この大規模な写真展は、国際平和ビューローが実施し、世界の平和と人権を推進する様々なテーマを扱っています。マンチェスター市中心部でも同時に行われるサテライト展示は、ノーベル平和賞受賞団体であり、マンチェスターに国際本部を置いて地雷問題に取り組む「マインズ・アドバイザリー・グループ」の25周年を記念して行われます。

「Making Peace」展 公式ウェブサイト(英語):http://makingpeace.org/en/