子どもたちによる“平和なまち”絵画コンテスト2021の入賞作品が決まりました。

2022年1月17日

平和首長会議では、加盟都市における平和教育の更なる充実を図るため、全加盟都市の6歳以上15歳以下の子どもたちを対象とした“平和なまち”をテーマにした絵画コンテストを実施しています。4回目となる2021年の入賞作品が決まりましたので紹介します。

なお、平和首長会議会長賞を受賞した作品は、平和教育の重要性についての認識を広めるため、平和首長会議のクリアファイルのデザインとして採用し、様々な場面で活用します。


募集期間:2021年4月12日(月)~11月1日(月)

各加盟都市における応募総数等:
参加国数・都市数:18か国105都市
応募総数:4,166作品(6歳~10歳の部:2,303作品、11歳~15歳の部:1,863作品)

各都市での審査を経て平和首長会議事務局へ送付された作品数等:
6歳~10歳の部:18か国88都市から294作品
11歳~15歳の部:15か国78都市から239作品

選定結果:
6歳~10歳の部:最優秀賞 (1点)、優秀賞 (2点)、入選 (3点)
11歳~15歳の部:平和首長会議会長賞/最優秀賞 (1点)、優秀賞 (2点)、入選 (3点)
※ 両部門の最優秀賞から平和首長会議会長賞を選定


入賞作品
6歳~10歳の部

最優秀賞(1点)

イラン アリーアーバーデ・カトゥール市
ヘルマ・サダット・カリミさん(7歳)

優秀賞(2点)

イラン テヘラン市
メリーナ・バッサーリさん(9歳)

<作者のメッセージ>
これは平和の天使です。いろいろな街を訪ねては、争わないで仲良くして、いっしょに笑って楽しむようにと呼びかけます。この鳥は、平和と友情のシンボルであるオリーブの枝を人々にあげます。羽を広げて平和な街を守りましょう。

愛知県半田市
𠮷田 彩那さん(7歳)

<作者のメッセージ>
にじのはしをわたってせかいじゅうの人とかんたんにあったりともだちになったりできるといいなとおもいました。せかいが一つのまちみたいになってほしいです。

入選(3点)

イラン バンダル・アッバース市
ネガル・ゲイビさん(9歳)

<作者のメッセージ>
違いがあっても、すべての子どもが互いを尊重し合います。この世界に平和な街ができるまで、私たちは世界平和のために協力します。

イラン ガーエムシャフル市
カレン・ゴバディさん(6歳)

<作者のメッセージ>
私たちに平和な暮らしを送らせてください。

広島県広島市
池田 春佳さん(8歳)

<作者のメッセージ>
「世界にはたくさんの国があって、そこでは色々な人がくらしています。世界中に新がたコロナウィルスが広がって、外国に行ったり、ちょくせつ会ったりできない日々がつづいているから、ペガサスのせなかにのって、いろんな町をまわり、その国の人と仲よくなって、世界を平和にしていきたいです。


11歳~15歳の部

平和首長会議会長賞/最優秀賞(1点)

広島県広島市
山田 初花さん(14歳)

<作者のメッセージ>
私の住む広島は、核兵器の無い平和な世界を願っています。私たちは平和への祈りを込めて折鶴を折ります。国、肌の色、文化、宗教が違っても、平和を願う私たちの心に国境は無く、虹の橋でつながっています。様々な人種が手を取り合って折鶴を持ち、世界の子供たちが折鶴に乗って虹を渡る姿を絵にしました。子供たちが「平和なまち」でキラキラ輝く未来を迎えられる世界を願って、光に輝くステンドグラスをイメージしたデザインに描きました。

優秀賞(2点)

イラン シーラーズ市
イェガネ・サヴァル・デラヴァーさん(13歳)

<作者のメッセージ>
この街では、言葉や人種、肌の色や職業にかかわらず、世界のすべての人が互いに助け合い、コロナという名のウイルスを撲滅しようとしています。こうした思いやりは、平和な土地にしかないものです。この看護師は全身全霊をかたむけて、深遠なやさしい表情で、平和な地球のために私たちが互いに平安を与え合えるように、みんなを助けます。人生はすばらしい、人生はすばらしい、やはり人生はすばらしい。

神奈川県相模原市
増田 一虎さん(14歳)

<作者のメッセージ>
未来の子供達が、争いのない平和な世界で仲良く楽しく過ごせるように願って書きました。

入選(3点)

イラン テヘラン市
レイハネ・バルガマディさん(14歳)

<作者のメッセージ>
ともに手に手を取れば、人生はもっと美しくなる。平和と友情の未来に向かって進んでいきましょう。

広島県広島市
塩村 菜々美さん(15歳)

<作者のメッセージ>
国や人種に関係無く、全ての人が安心して暮らせる、差別の無いまち。自然界の生き物たちがのびのびと暮らせるまち。あたたかい愛情にあふれたまち。公園で友達と遊んだり、思いきりスポーツが楽しめるまち。守られるべき朝から夜までの美しい空の変化をバックに、私の考える「平和なまち」を表現した。

沖縄県那覇市
知花 羽純さん(12歳)

<作者のメッセージ>
森の中でたき火や花火をしながらキャンプをして楽しんでいると、そこに動物たちが寄ってきました。人も動物も一緒になって楽しめる世界が平和なまちだと思います。