第75回国連総会「平和の文化に関するハイレベル会合」で平和首長会議会長のビデオメッセージが上映されました!

2021年9月15日

第75回国連総会のヴォルカン・ボズクル議長の招きにより、9月7日(火)(現地時間午前10時~午後6時)に米国・ニューヨーク市の国連本部で開催された「平和の文化に関するハイレベル会合」のパネルディスカッションの中で、平和首長会議の会長である松井市長のビデオメッセージが上映されました。

同会合は、1999年9月に国連で採択された「平和の文化に関する宣言」と行動計画に基づき、「平和の文化」の推進を目的として2012年以降毎年開催されています。パネルディスカッションの議長であるアンワルル・チョウドリー大使が、平和首長会議が「平和文化の振興」を今年7月に策定した「持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン」(略称「PXビジョン」)の目標の一つとして掲げたことを評価してくださり、この機会を得ました。

松井会長はビデオメッセージの中で、「現下の予断を許さない国際情勢を打開するためには、核兵器廃絶を市民社会の総意にすることで、為政者が国家の安全保障から人間の安全保障へと政策転換せざるを得ないような社会環境を醸成することが重要である。そのためには、世界中の市民一人一人が日常生活の中で平和について考え行動する文化、すなわち平和文化こそが必要不可欠であると考え、『平和文化の振興』をビジョンの目標として加えた」と述べました。

パネルディスカッションの模様は、以下のリンクからご覧いただけます。
(松井会長のビデオメッセージは、24:10頃から始まります。)
https://media.un.org/en/asset/k12/k1207gqgdn