核兵器禁止条約発効記念行事「核なき世界へスタート!」を開催しました!

2021年1月28日

シンポジウム広島会場の参加者

2021年1月22日に核兵器禁止条約が発効したことを受け、翌23日に広島・長崎・東京の3都市をオンラインで繋ぐ記念行事「核なき世界へスタート!」を平和首長会議と市民団体が協働して開催しました。
※イベントのプログラム詳細等はこちら

◆東京会場
条約発効に尽力した国連の中満事務次長兼軍縮担当上級代表やホワイトコスタリカ大使(元核兵器禁止条約交渉会議議長)、3名の関係団体代表者等のビデオメッセージを放映したほか、平和首長会議も連携してきた『ヒバクシャ国際署名』の活動報告等がありました。

◆広島会場
最初に、松井会長が、広島県知事、被爆者代表2名と共に登壇し、「平和な生活を奪い去る核兵器は廃絶すべきであるという市民の視点に立ったこの条約は、必ずや、核兵器廃絶を実現するための重要な原動力になると思います。核兵器はいらないという声を世界に広げみんなで平和な共生社会を作っていきましょう。」と訴えました。

松井会長(広島市長)の挨拶文

次に、若者5人が、被爆者の方々の思いを受け継いで行っている平和活動を発表し、お互いの活動に対する感想や、今後の抱負を発表し合い、「私たち若い世代が被爆者の思いを継承し、行動を起こしていかなくてはならない。」と決意を新たにしていました。

続いて、平和団体代表者のビデオメッセージの放映の後、被爆体験記朗読ボランティアがギターの演奏に合わせて原爆詩を朗読し、最後は、小学生による平和の歌の合唱(ビデオ放映)でプログラムが締めくくられました。

挨拶する松井会長
挨拶する松井会長
若者5人の活動報告の様子
若者5人の活動報告の様子
◆長崎会場

若者や被爆者団体代表へのインタビューの後、同条約をより国際社会に浸透させるための方法について、長崎市長等が対談しました。


イベントの最後には、各会場等をオンラインで繋いで一堂に会した参加者たちが、今後も共に核兵器のない世界を目指し、邁進していこうと誓い合いました。



「核なき世界へスタート!」(東京会場・広島会場)の動画