核兵器禁止条約署名式に副会長(長崎市長)が出席しました。

2017年9月

 9月20日に米国・ニューヨーク市で開催された核兵器禁止条約署名式に田上副会長(長崎市長)が出席しました。また、滞在中に各国政府の代表者と面会し、今年8月の第9回平和首長会議総会で採択された「ナガサキ・アピール」などを手交し、核兵器のない世界に向けて協力を要請するとともに、平和首長会議の今後の取組みなどについて意見を交わしました。

田上副会長訪問日程:平成29年9月18日(月)~ 9月23日(土)

9月19日(火)
別所国連日本政府代表部大使との面会

別所大使は、核軍縮に向けて日本政府として出来ることに取り組んでいくこと、また、2020年NPT再検討会議では最終文書で合意できるように尽力したいとの考えを述べられました。

別所国連日本政府代表部大使との面会
9月20日(水)
核兵器禁止条約署名式出席

田上副会長が見守る中、42か国が署名を行いました。平和首長会議の核兵器禁止条約に対する強い支持をアピールすることができました。

核兵器禁止条約署名式出席 核兵器禁止条約署名式出席
グテーレス国連事務総長との面会

田上副会長は、被爆地そして平和首長会議として核兵器禁止条約の推進に取り組んでいくことを事務総長に伝えるとともに、被爆地への訪問をお願いしました。

グテーレス国連事務総長との面会
ゴメス・カマチョ国連メキシコ政府代表部大使との面会

カマチョ大使は、一般の人々は核兵器問題への認識が低いので、今後一般の人々の意識を高めていく取組みを市民社会が行うことを期待すると述べられました。

核兵器禁止条約署名式出席
9月21日(木)
マルシック オーストリア外務副大臣との面会

マルシック副大臣は、核兵器が使用される場合、攻撃対象は人口が密集した都市が対象となるため、都市同士が連携して各国政府に働きかけることは有効であるとの考えを述べられました。

 マルシック オーストリア外務副大臣との面会
フリン国連アイルランド政府代表部次席大使との面会

フリン次席大使は、核兵器禁止条約においても言及されているように、市民社会の役割の重要性が認識されており、今後も市民の意識向上のために取り組んでいくことを期待するとの考えを述べられました。

 マルシック オーストリア外務副大臣との面会