平和首長会議では、2014年度から、海外の加盟都市の若手職員等をインターンとして広島に招聘しょうへいし、事務局の業務に従事してもらう取組を行っています。 2016年度は、7都市から7人をインターンとして受け入れました。
インターンには母国の加盟都市の情報更新や未加盟都市の調査・加盟要請のほか、新たに加盟した都市の認定証の作成手続きなど事務局の様々な業務を体験してもらいました。 一方、インターンからも、事務局員に対し、自らの都市の平和の取組を紹介してもらい、相互理解と連携強化を促進することができました。
また、広島平和記念資料館、平和記念公園、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館及び放射線影響研究所の見学に加え、被爆体験講話の聴講、高校生との意見交換なども実施し、被爆の実相への理解を深め、平和への思いを共有してもらいました。
各インターンは帰国後、講演や青少年への平和教育を行うなど、広島で学んだことを基に核兵器廃絶に向けた活動を行っています。 事務局では、このインターンシップ プログラムを通じて、核兵器のない平和な世界の実現を願うヒロシマの心が世界に広まることを期待しています。
派遣元都市 | 受入人数 | 受入期間 |
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ハノーバー市(ドイツ) | 1 | 2016. 5.26~ 6. 8 |
ボルゴグラード市(ロシア) | 1 | 2016. 6.16~ 6.29 |
ウェリントン市(ニュージーランド) | 1 | 2016. 7. 4~ 7.15 |
サントス市(ブラジル) | 1 | 2016.11.28~12. 9 |
デモイン市(米国) | 1 | 2017. 1.11~ 1.23 |
モンテンルパ市(フィリピン) | 1 | 2017. 1.26~ 2. 8 |
マラコフ市(フランス) | 1 | 2017. 2.13~ 2.24 |

ピースボランティアから原爆死没者慰霊碑についての説明を受けるインターン

高校生が制作した平和を願う書を受け取ったインターン