平成28年度青少年「平和と交流」支援事業 (ヒロシマ平和セミナー)の実施結果について

2017年3月6日

平和首長会議は平成27年11月の理事会において、「青少年交流を通じた次世代への被爆の実相の継承」を、核兵器廃絶に向けて今後集中して取り組むための基盤強化策の一つとして定めました。

これを受け、広島市立大学広島平和研究所が実施する夏季集中講義「ヒロシマ平和セミナー2016-平和創造の手法と平和の課題-」に、国内の平和首長会議加盟10自治体の若手公務員10名を招へいしました。また、広島平和研究所の講義に加え、平和首長会議の概要説明や被爆体験講話の聴講及び意見交換会等、平和首長会議の独自プログラムを実施しました。

この事業を通じて、平和首長会議加盟自治体職員の人材育成が図られたとともに、平和首長会議とのネットワークの強化につながりました。今後は、このネットワークを深めることにより、平和首長会議の活性化に努めたいと考えています。

[事業の概要]
実施期間: 平成28年8月26日(金)~8月28日(日) *移動日を除く
>全体スケジュールはこちら
>「ヒロシマ平和セミナー2016」プログラム(広島平和研究所)はこちら
>広島市立大学 広島平和研究所 ヒロシマ平和セミナーのサイト(リンク)

実施場所: 広島市立大学サテライトキャンパス、中区地域福祉センターほか

独自プログラムの内容:
・平和首長会議の概要説明
・被爆建物、平和記念資料館等見学
・被爆体験講話の聴講
・参加者による加盟自治体の平和活動の紹介
・平和首長会議の活動についての企画案についての意見交換・発表

事後活動:
参加者は、研修の成果として、広島のプログラムで学んだこと、それを踏まえての派遣元加盟自治体の活動計画案及び核兵器廃絶に向けた平和首長会議の活動についての具体的な企画案を記載したレポートを、派遣元加盟自治体及び事務局に提出しました。 今後、派遣元加盟自治体には、この企画案等に基づき、平和首長会議の目的達成に資する活動の具体化を検討することをお願いしています。
>平和首長会議の活動についての企画案(抜粋)はこちら

参加者:平和首長会議国内加盟自治体の公務員 10名

派遣元加盟自治体 所属 役職 氏名
郡山市(福島県) 総務部人事課 主査 伊藤 佑
八千代市(千葉県) 総務企画部総合企画課 主事 川田 康介
三鷹市(東京都) 企画部企画経営課 主任 山下 太郎
国立市(東京都) 政策経営部市長室 主事 市川 綾子
瑞穂町(東京都) 企画部企画課 主任 吉岡 知希
高山市(岐阜県) 市民活動部市民活動推進課 主査 山本 貴文
豊明市(愛知県) 市民生活部税務課 主査 石川 拓也
吹田市(大阪府) 総務部人事室 主任 三浦 隼人
長崎市(長崎県) 長崎原爆資料館平和推進課 副主幹 中島 智子
沖縄市(沖縄県) 市民部平和・男女共同課 主事 金城 良三
(公財)広島平和文化センター 小溝理事長挨拶

(公財)広島平和文化センター 小溝理事長挨拶

平和首長会議の概要説明

平和首長会議の概要説明

原爆ドーム見学

原爆ドーム見学

レストハウス地下室見学

レストハウス地下室見学

ヒロシマ平和セミナー2016の受講

ヒロシマ平和セミナー2016の受講

被爆体験講話聴講

被爆体験講話聴講

平和首長会議の活動に関する企画案について意見交換

平和首長会議の活動に関する企画案について意見交換

意見交換結果の発表

意見交換結果の発表

意見交換結果の発表シート

意見交換結果の発表シート

参加者と平和首長会議事務局スタッフ

参加者と平和首長会議事務局スタッフ