米国内4都市(デモイン市、シカゴ市、インディアナポリス市及びワシントンD.C.)を訪問し、新たなリーダー都市への就任要請、全米市長会議への出席、政府関係者及び平和NGO関係者との今後の連携についての協議などを行いました。米国在住の公益財団法人平和文化センター専門委員2人(ジャッキー・カバッソ企画・調整担当専門委員及びランディ・ライデル企画・調整担当専門委員)も各地に同行しました。
小溝事務総長訪問日程:平成28年6月21日(火)~30日(木)8泊10日
6月22日(水) デモイン市
フランクリン・カウニー デモイン市長との面会
米国の中でリーダー都市を中心に主体的な活動を展開する土台を築くため、是非リーダー都市として協力をお願いしたいとの意向を伝えたところ、カウニー市長はその場でリーダー都市就任の承諾書に署名し、今後の地域活動について速やかに検討したいと述べました。
6月23日(木) シカゴ市
岩藤俊幸 在シカゴ日本国総領事館総領事との面会
リーダー都市にデモイン市が就任したことを報告し、米国内における平和首長会議の体制作りに向けた方向性などを説明しました。
6月25日(土) インディアナポリス市
ステファニー・ローリングスブレイク全米市長会議会長との面会
オバマ大統領から自ら折った鶴を手渡された児童生徒が在籍する広島の2校の全児童生徒が折った折り鶴を贈呈し、子どもたちの思いを受け止め、核兵器廃絶に向けた連携強化を訴えました。
国際関係常任委員会での小溝理事長のスピーチ
全米市長会議の同委員会において、小溝理事長が平和首長会議を代表して発言(英語原文)し、超党派の平和首長会議が核兵器のない平和な世界を共通目標としつつ、各国・地域の独自性を尊重した活動を展開していることを紹介しました。
6月27日(月) ワシントンD.C.
6月28日(火) ワシントンD.C.
ダリル・キンボール軍備管理協会事務局長との面会
今回の米国訪問の目的、これまでの成果などを説明しました。キンボール事務局長は、平和首長会議の米国組織が米国独自の自立性を尊重して活動することに賛意を示されました。
ローズ・ゴッテモラー米国務省国務次官との面会
オバマ大統領の来広を受け、核兵器廃絶の機運が高まっている今だからこそ米国でも平和首長会議の枠組みを活用した取組を強化するために訪米し、全米市長会議で平和首長会議を支持する決議文が採択されたことを伝えました。