事務総長がリーダー都市就任要請や第84回全米市長会議年次総会への出席等のため米国を訪問しました。

2016年6月

 米国内4都市(デモイン市、シカゴ市、インディアナポリス市及びワシントンD.C.)を訪問し、新たなリーダー都市への就任要請、全米市長会議への出席、政府関係者及び平和NGO関係者との今後の連携についての協議などを行いました。米国在住の公益財団法人平和文化センター専門委員2人(ジャッキー・カバッソ企画・調整担当専門委員及びランディ・ライデル企画・調整担当専門委員)も各地に同行しました。

小溝事務総長訪問日程:平成28年6月21日(火)~30日(木)8泊10日

6月22日(水) デモイン市
フランクリン・カウニー デモイン市長との面会

米国の中でリーダー都市を中心に主体的な活動を展開する土台を築くため、是非リーダー都市として協力をお願いしたいとの意向を伝えたところ、カウニー市長はその場でリーダー都市就任の承諾書に署名し、今後の地域活動について速やかに検討したいと述べました。

フランクリン・カウニー デモイン市長との面会
NGO関係者との面会

毎年8月に広島、長崎のために記念行事を開催している各種NGOの代表者やインターンの若者たちと面会しました。

NGO関係者との面会
6月23日(木) シカゴ市
岩藤俊幸 在シカゴ日本国総領事館総領事との面会

リーダー都市にデモイン市が就任したことを報告し、米国内における平和首長会議の体制作りに向けた方向性などを説明しました。

6月24日(金) インディアナポリス市
全米市長会議への出席

会場で関係者に挨拶しました。また、気候変動に対する優良施策の表彰式や開会行事等に参加しました。

全米市長会議への出席
6月25日(土) インディアナポリス市
ステファニー・ローリングスブレイク全米市長会議会長との面会

オバマ大統領から自ら折った鶴を手渡された児童生徒が在籍する広島の2校の全児童生徒が折った折り鶴を贈呈し、子どもたちの思いを受け止め、核兵器廃絶に向けた連携強化を訴えました。

ステファニー・ローリングスブレイク全米市長会議会長との面会
ドナルド・プラスケリック アクロン前市長との面会

長年にわたる平和首長会議への尽力について、感謝状及び記念品を贈呈しました。

ドナルド・プラスケリック アクロン前市長との面会
国際関係常任委員会での小溝理事長のスピーチ

全米市長会議の同委員会において、小溝理事長が平和首長会議を代表して発言(英語原文)し、超党派の平和首長会議が核兵器のない平和な世界を共通目標としつつ、各国・地域の独自性を尊重した活動を展開していることを紹介しました。

>スピーチの和訳はこちら

国際関係常任委員会での小溝理事長のスピーチ
6月26日(日) インディアナポリス市
全米市長会議への出席

著名人がパネリストとして出席する全体セッションに参加しました。

全米市長会議への出席
6月27日(月) ワシントンD.C.
スティムソンセンター関係者との面会

バリー・ブレックマン同センター共同設立者及びのブライアン・フィンレイ同センター会長兼CEO等と面会しました。平和首長会議の活動を説明したところ、ブレックマン共同設立者は核兵器廃絶に向けた市民社会の協働は意義のあることだと述べました。

スティムソンセンター関係者との面会
6月28日(火) ワシントンD.C.
トム・コリーナ プラウシェア財団政策ディレクターとの面会

平和首長会議の成り立ちや活動状況を説明しました。コリーナディレクターは、リーダー都市を中心とする平和首長会議の役割に期待する旨を述べました。

トム・コリーナ プラウシェア財団政策ディレクターとの面会
ダリル・キンボール軍備管理協会事務局長との面会

今回の米国訪問の目的、これまでの成果などを説明しました。キンボール事務局長は、平和首長会議の米国組織が米国独自の自立性を尊重して活動することに賛意を示されました。

ダリル・キンボール軍備管理協会事務局長との面会
ローズ・ゴッテモラー米国務省国務次官との面会

オバマ大統領の来広を受け、核兵器廃絶の機運が高まっている今だからこそ米国でも平和首長会議の枠組みを活用した取組を強化するために訪米し、全米市長会議で平和首長会議を支持する決議文が採択されたことを伝えました。

ローズ・ゴッテモラー米国務省国務次官との面会
尾池厚之 在アメリカ合衆国日本国大使館次席公使との面会

オバマ大統領のスピーチの受け止めなどについて情報交換しました。また、米国内での平和首長会議の活動についても説明し、今後の協力を依頼しました。

尾池厚之 在アメリカ合衆国日本国大使館次席公使との面会