平和市長会議がノーベル平和賞候補に推薦されました!

2011年2月9日

 2011年1月28日、北アイルランド在住のノーベル平和賞受賞者マイレッド・マグワイアさんが、「2011年のノーベル平和賞に日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)と平和市長会議の両団体を推薦した」と発表しました。
 推薦状の中で、マグワイアさんは、「両団体の活動は、平和と軍縮を希求するアルフレッド・ノーベルの遺志に適うものであり、両団体にノーベル平和賞を授与することは、特に被爆者の多大な犠牲を認識することになるとともに、世界の核兵器を廃絶し平和を構築するという人類に課せられた最も大きな課題の一つに取り組んでいる全ての人々を支援し励ますことになる。」と述べています。
 また、平和市長会議については、「核兵器廃絶への支持を、一都市ずつ、一か国ずつ築いていくうえで、先導的な役割を果たしている。現在、加盟する市長や自治体首長は世界約4,000を数え、『都市を攻撃目標にするな』プロジェクトや2020年までの核兵器廃絶を目指すビジョンは、世界中の人を鼓舞している。」と述べています。
 平和市長会議としては、取組を高く評価していただき、大変名誉なことと受け止めており、今後も2020年までの核兵器廃絶を目指し、全力で努力していきたいと考えています。

マイレッド・マグワイア

【参考】
マイレッド・マグワイア(Mairead Corrigan-Maguire):
 ベティ・ウィリアムズとともにCommunity of Peace Peopleを設立し、北アイルランド問題の平和的解決に取り組む活動により1976年ノーベル平和賞受賞。2010年11月に本市で開催された「第11回ノーベル平和賞受賞者世界サミット」にも出席。

※ プレスリリース(英語及び和訳)

※ The Peace People URL:www.peacepeople.com(英語)