イーペル市(ベルギー)での「2020ビジョンキャンペーン協会」の役員会等に出席し、2020ビジョンの今後の活動展開等について協議を行いました。
合わせて、この機会にベルギー、ルクセンブルク及びドイツの平和市長会議加盟都市を訪問し、各都市での平和関連行事に出席するとともに、各国政府代表や平和関連NGO関係者等と面会し、平和市長会議の活動への理解と今後の協力を要請するなど、2020年までの核兵器廃絶に向けた取組を推進しました。

11月9日(日)
ベルギー南部のワロニア地域にあるバストーニュ市に開設された「平和市長会議ワロニア地域事務所」開設式に出席するとともに、バストーニュ市長から「ヒロシマ・ナガサキ議定書」への都市賛同署名を受領しました。(写真:時事通信社提供)

11月10日(月)
「「2020ビジョンキャンペーン協会」の運営委員会及び役員会に出席し、今後の活動計画等について協議を行いました。会議では、平和市長会議・北米担当コーディネーターのジャクリーン・カバッソ女史への「2008年IPBショーン・マクブライド平和賞」の受賞も発表されました。(写真:時事通信社提供)

11月10日(月)
ベルギー・フランダース地方議会で開催された「第一次世界大戦終結90周年記念行事」に出席し、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を始めとする平和市長会議の活動等について紹介し、参加者に賛同・支援を呼び掛けました。

11月11日(火)
「ベルギーのイヴ・ルテルム首相と面会し、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」や「都市を攻撃目標にするな(CANT)プロジェクト」などの平和市長会議の活動を紹介し、協力を求めました。これに対し、同首相は平和市長会議の活動に出来る限り協力する意向を示されました。(写真:時事通信社提供)

11月12日(水)
ゲント市(ベルギー)市長と面会し、平和市長会議の活動状況を報告し、さらなる協力を呼び掛けました。また、第一次世界大戦の終結を始めとする平和に関連する出来事を記念し、恒久平和を誓うシンボルとして建設される「平和の森」植樹式に出席しました。

11月12日(水)
ブリュッセル市役所で開催されたシンポジウム「核軍縮の展望」に出席しました。スピーチでは市民に最も身近で市民の安全に責任を有する市長が行動する重要性を訴え、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」や「CANTプロジェクト」への協力を要請しました。

11月12日(水)
「平和市長会議ベルギー加盟都市会議」に出席し、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を始めとする平和市長会議の活動のさらなる拡充・強化への協力を呼び掛けました。会議ではベルギー加盟都市代表からの活動報告も行われました。

11月13日(木)
広島市の姉妹都市であるハノーバー市(ドイツ)出身の自由民主党(野党)国会議員のパトリック・ドーリング氏と面会し、平和市長会議の活動を紹介するとともに、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」への賛同を要請しました。

11月14日(金)
ドイツ社会民主党(与党)の国会議員であるヴァルター・コルボウ氏及びドイツ下院で軍備管理・不拡散分科会議長やPNND(核軍縮・不拡散議員連盟)の共同議長を務めるウタ・ザフ氏と面会し、2010年のNPT再検討会議に向け、平和市長会議の活動への協力を要請しました。

11月14日(金)
ベルリン州議会議長のヴァルター・モンペール氏と面会し、平和市長会議の活動への支援を要請した。過去にベルリン市長を務め、広島を訪問された経験のある同氏は「ヒロシマ・ナガサキ議定書」への支持と米国でのオバマ次期大統領就任を契機とする軍縮の進展への期待を表明されました。

11月14日(金)
ベルリン州議会議事堂内で開催された「ドイツ平和市長会議加盟都市会議」に出席し、ベルギーに次いで加盟都市の多いドイツ各都市の熱心な活動に感謝を述べると共に、今後も核兵器廃絶に向けた取組の推進や、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」への協力を要請しました。

11月14日(金)
ドイツの軍縮担当大使であるクラウス・ペーター・ゴッタヴァルド氏と面会し、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を始めとする平和市長会議の活動を紹介しました。同大使は、核兵器に関する現状への憂慮を述べるとともに、平和市長会議の活動への賛同と期待を表明されました。