北欧での核兵器廃絶のための要請活動

2007年11月[スウェーデン・ストックホルム市]

2007年11月、スウェーデン人権フォーラムで講演を行いました。講演では、被爆の実相を伝えるとともに、国際的に核兵器の廃絶が求められている現状を紹介しました。その上で、平和市長会議の総意として市民に最も近い存在である市長が市民を守るために核兵器廃絶に向けた活動を展開していることを説明し、参加者に核兵器廃絶に向けて身近なところから取り組むよう求めました。スウェーデンではこのほか、ストックホルム国際平和研究所への訪問やストックホルム副市長との会談を行い、2020年までに核兵器廃絶の実現を目指す平和市長会議の取組「2020ビジョンキャンペーン」への支援を要請しました。また、ノーベル博物館とノーベル財団を訪問し、ノルウェー・オスロにあるノーベル平和センターアジア分館の広島設置の可能性について協議しました。

11月18日

ノーベル博物館を訪問し、運営方針や展示方法などについて、館長から概要説明を受けました。

11月19日

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)を訪問し、市民レベルの活動についても研究対象とし、核兵器廃絶に向けた主導的な取組みを行って欲しいと強く要請しました。

11月19日

平和市長会議の加盟都市であるストックホルム市の副市長と会談し、平和市長会議が取り組んでいる2020ビジョンキャンペーンへの連携を求めました。

11月19日

ノーベル財団を訪問し、ノルウェー・オスロ市にあるノーベル平和センターのアジア分館の広島設置の可能性について協議しました。

11月19日

スウェーデン人権フォーラムで講演を行い、被爆の実相を伝えるとともに、参加者に核兵器廃絶に向けて身近なところから取り組むよう求めました。