北欧での核兵器廃絶のための要請活動

2007年11月[デンマーク・コペンハーゲン市]

2007年11月、コペンハーゲン大学で開催された平和教育会議に出席し、「日本の平和教育」と題した講演を行いました。市長は「過去を記憶できないものは、それを繰り返す運命にある」というアメリカの哲学者ジョージ・サンタヤーナの言葉を紹介し、過去の記憶を知ってもらうために、被爆直後の写真や被爆者の描いた絵を紹介しました。また、佐々木禎子さんや反核運動の母と呼ばれているランドール・フォスバーグ氏の例を紹介し、核兵器廃絶を実現していく上で、平和教育が果たす役割は非常に重要であると訴えました。デンマークではこのほか、コペンハーゲン市長との会談や高等教育学校での講演を行い、核兵器廃絶を訴えました。

11月16日

高等教育学校Copenhagen’s Open Gymnasiumで講演を行い、写真や絵を用いて被爆の実相を説明し、核兵器が非人道的で地球上から廃絶されなくてはいけない兵器であることを訴えました。

11月16日

平和市長会議の加盟都市であるコペンハーゲン市の技術・環境担当市長と会談し、都市外交を通じてともに核兵器の廃絶を目指し、平和な世界を築いていくよう要請しました。

11月17日

平和教育会議で講演を行い、被爆の実相を伝えるとともに、核兵器を廃絶していく上での平和教育の重要性を訴えました。