2026年10月26日から30日まで、フランスのヴァレンヌ=ヴォーゼレ市の代表団が、市の友好・協力事業の一環として、ドイツの姉妹都市ロイヤート市を訪問しました。
代表団は、ヴァレンヌ=ヴォーゼレ市の青少年議会の議員11名と平和大使1名で構成されました。今回の訪問は、若者たちが異なる文化に触れ、長く続く友情を育み、欧州の連帯を実際に体験する貴重な機会となりました。
一行は、ゼーフェレンにあるAWO青少年キャンプ施設で歓迎を受けました。宿泊施設に到着した参加者たちは歓迎会に参加し、5日間にわたる交流が始まりました。
27日(火)には、ロイヤートのまちを見学し、地元の若者たちとの独仏交流会に参加しました。この交流を通じて、両国の若者たちは対話を深め、互いの文化や考え方への理解を深めるとともに、それぞれの経験を分かち合いました。夜には、ボルシア・メンヒェングラートバッハとカールスルーエSCによるサッカーのドイツカップの試合を観戦し、スポーツを通じて楽しい時間を共有しました。
28日(水)は、スポーツと異文化交流を中心とした一日となりました。フランスの若者たちは、地元のスポーツクラブ「SpVgg Rheurdt-Schaephuysen 2014 e.V.」のメンバーとともに、サッカースタジアムでスポーツ活動に参加しました。
夜には、ドイツのスカウト団体が企画した交流会が開かれました。参加者たちはキャンプファイヤーを囲みながら語り合い、互いの経験を分かち合ったほか、アーチェリーの体験も楽しみ、思い出に残るひとときを過ごしました。
29日(木)には、産業遺産と自然が融合した「デュイスブルク北景観公園(Landschaftspark Duisburg-Nord)」を訪問しました。この公園は、かつての工業施設を文化・レクリエーションの場として再生した特徴的な施設です。
その後、一行はデュイスブルク市内で買い物を楽しみました。夜にはロイヤート青少年センターで交流会が開かれ、滞在中の思い出を振り返りながら、育んできた友情をさらに深める最後の機会となりました。
30日(金)、フランスの代表団は、数々の思い出と新たな友情を胸に帰国の途につきました。
若者たちが築く平和の文化
今回の交流は、文化施設の訪問やスポーツ活動にとどまらず、より平和で結束した世界を築くうえで、若い世代が重要な役割を果たすことを示すものとなりました。
ヴァレンヌ=ヴォーゼレ市とロイヤート市の姉妹都市交流は、フランスとドイツの若者たちが出会う機会を生み出し、対話や寛容、相互理解、欧州における友好関係の促進に貢献しています。
これらの価値観は、ヴァレンヌ=ヴォーゼレ市が加盟する平和首長会議の理念とも深く結びついています。同市は、今回のような青少年交流を通じて、次世代に平和の文化を継承し、若者たちがそれぞれの地域社会で主体的に活動する市民や平和の担い手となることを目指しています。 平和とは、過去を追悼するだけのものではありません。私たちが日々ともに築き上げ、未来の世代へと受け継いでいくものなのです。
写真提供:ヴァレンヌ・ヴォ―ゼレ市
