戦後80年の節目の年に、次世代へ平和の尊さと戦争の記憶を継承していくため、様々な取組を実施しました。
6月から7月にかけては、玉村町遺族会の協力のもと町内の小中学校を訪問し、地域に残る戦時中の出来事や当時の暮らしについてお話しいただきました。子どもたちは、自分たちの住む町にも戦争があったことを知り、真剣な表情で耳を傾けていました。
さらに、「戦争と玉村町 戦後80年パネル展」を開催するとともに、子ども向け教材として、動画「戦争の記憶の継承~子どもたちへのメッセージ~」や、パンフレット「玉村町にもあったんだ 戦争と平和について考えよう」を作成しました。
そして事業の締めくくりとして、7月27日(日)、子どもたちが平和への願いを一つひとつ言葉に込めたスカイランタンを夜空へと放ちました。身近な玉村町にも戦争があったことを学び、心に残る体験を通して、改めて平和について考える大切な機会となりました。
動画「戦争の記憶の継承~子どもたちへのメッセージ~」

【戦後80年・玉村町】戦争の記憶の継承 〜子どもたちへのメッセージ〜【玉村町歴史資料館30周年事業】
令和7年8月に戦後80年を迎えます。玉村町においても昭和20年8月14日午後11時から15日午前0時にかけて、空襲を受け、なかでも角渕地区の被害が大きく、28人の方が亡くなられた歴史がありますが、日本の人口の約9割が戦後生まれとなるなど、戦争の記憶の継承が課題となっており、戦争の歴史に対する意識の希薄化が懸念され...


[写真提供:玉村町]
平和文化の振興


