岡山県倉敷市 「戦後80周年平和学習事業 平和のつどい」を開催

2025年6月18日~8月15日、10月25日[岡山県倉敷市]

倉敷市では、終戦から年数が経つにつれて、少しずつ戦争に対する意識が薄れていくという現状を踏まえ、楽しく平和を学べる参加型のイベントとして、「平和のつどい」を毎年開催しています。

今年は、戦後80年の節目に当たり、広島へ派遣された中学生による平和学習の成果発表や原爆被爆体験者による講話会、VRゴーグルによる原爆投下時の疑似体験や戦争に関する資料・写真パネル展示などの内容で10月25日に実施し、延べ1,700人を超える市民の方にご参加いただきました。

また、戦争の記憶を次の世代に伝えていくため、「戦災のきろく展」も毎年開催しています。今年は、市内各図書館で開催し、戦争に関連した資料や水島空襲のパネル写真のほか、平和首長会議原爆ポスター展も併せて開催しました。来場者アンケートでは、「身近な場所でこういう展示は誠に意義深い」や「貴重な資料を見ることができて、大変勉強になった」などのお声をいただきました。

[写真提供:倉敷市]