長野県上田市では、毎年7月下旬から8月上旬にかけて、市内の公民館等10か所で平和首長会議原爆ポスター展を開催しています。
ポスター掲示にあわせ、「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名活動及び平和への祈りを込めて千羽鶴の作成を行いました。 多くの方にご覧いただき、戦争や原爆の恐ろしさ、平和の尊さを考えていただく機会となりました。ポスター展に設置した来場者アンケートでは、「毎年実施してほしい」、「パネル展を開いてくれてありがとうございます」などのお声をいただきました。
また、今年は戦後80年及び上田市が非核平和都市宣言を行って15周年の節目に当たり、次の世代に戦争体験者の想いを未来に繋ぐための平和祈念事業として、恒久平和と核兵器のない社会を願うシンボル「平和の灯(ともしび)モニュメント」を整備し、「平和文化」を根付かせる想いを発信するとともに、中学生による広島平和学習訪問事業を行いました。実際に被爆地を見学してもらうことで、平和の大切さを身近に感じてもらう機会となりました。
今後も平和に対する啓発事業を始め、多くの市民の皆様に戦争の悲惨さや平和の尊さに対する認識を深めていただけるよう平和事業の推進に尽力してまいります。
[写真提供:上田市]



