宇佐市では、毎年5月に市民団体「豊の国宇佐市塾」主催の「宇佐航空隊平和ウォーク」が開催されています。
平成17年より開催されている平和ウォークは、自分たちの住んでいる土地が空襲を受けた戦地であることを再認識してもらおうと昭和14年10月に柳ヶ浦に設置された「宇佐海軍航空隊」にスポットを当てたことがきっかけで始まりました。
掩体壕(飛行機の防空壕)や爆弾池など市内に数多く残る戦争遺構を巡り、戦争の歴史や平和について学ぶイベントとなっています。
また戦争遺構の周辺では、地域の小学生たちが戦争遺構の歴史について発表を行う「小学生ガイド」が恒例となっています。
黄金色の麦畑が広がる宇佐平野で爽やかな風を感じながら歩き、平和の尊さについて改めて考える良い機会となります。
[写真提供:宇佐市]