1983年2月21日、浪速区と大正区の境を流れる木津川に架かる大浪橋の橋梁に、差別落書きが書かれているのが市民の通報によって発見されました。
この大浪橋差別落書き事件を機に、区民・行政が一体となって人権問題に取り組んできた歴史的経過を踏まえて、浪速区、西区、港区、大正区の4区の人権に関する取組を一層推進するため、1994年9月に4区の人権啓発推進協議会で「あらゆる差別の早期撤廃と人権尊重のまちづくりをめざす区民宣言」が採択されました。
現在は4区役所を主催とし「『人権展』・『人・愛・ふれあいプラザ』協力者会議」の協力を得て、毎年、人権展を開催しています。
今年度は大正区役所が幹事として「第40回たいしょう人権展」を開催し、人権週間には会場集合型イベントの実施や小中学生の反戦平和を含めた人権啓発標語などの展示、12月~1月には特設ホームページやタブロイド紙による人権啓発の取組を行いました。
「第40回たいしょう人権展」「人権の森」展示(小中学生の反戦平和を含めた人権啓発標語)
「大浪橋差別落書き事件の実物大模型の展示」
会場集合型イベントの様子

「第40回たいしょう人権展」特設ホームページはこちら
[写真提供:大阪市]