東京都墨田区「東京大空襲とすみだ」を実施

[東京都墨田区]

墨田区のすみだ郷土文化資料館では、継続的に東京大空襲の調査研究を行っています。

令和6年度は新たな資料を紹介する企画展「東京大空襲80年」を実施したほか、関連企画として証言映像上映会と講演会「東京大空襲とすみだ」を実施しました。

「東京大空襲とすみだ」は、墨田区民の有志団体スミダSGEP(スゲップ)のみなさんが、戦後70年に合わせて製作した証言映像作品です。

上映後には、スミダSGEPの多田井利房さんと深谷陽子さんから、撮影に至る経緯や苦労、今から振り返る作品の意義などについてお話しいただきました。スミダSGEPは戦後75年にも戦争証言映像を作成しています。現在は2作品の上映活動を行っており、今後もますます戦争体験世代が少なくなる中で、作品に込められた体験者の話に耳を傾けてほしいと話しました。

[写真提供:墨田区]