武蔵野市には、第二次世界大戦当時、中島飛行機武蔵製作所という軍需工場がありました。昭和19年11月24日、この工場を標的としてB-29による首都圏初の空襲があり、多くの方が犠牲となりました。市では、この日を武蔵野市平和の日に制定し、後世に平和の大切さを伝えていくため、様々なイベントを市民などで組織する武蔵野市非核都市宣言平和事業実行委員会との共催で開催しています。
令和6年度は平和の日イベントとして講師に武蔵野市ふるさと歴史館・公文書専門員の髙野弘之氏を迎え、テーマを「史料から「武蔵野の戦争」の歴史を学ぶには―初空襲から80年を迎えて―」として講演会を実施し、さらに横断幕の設置やパネル展などを開催いたしました。
[写真提供:武蔵野市]