三重県伊勢市 広島平和記念式典中学生派遣事業を実施 

〔三重県伊勢市〕

本事業は、平成5年(1993年)の8月6日に広島で開催された日本非核宣言自治体全国大会及び平和記念式典へ2名の市民代表を派遣したことを最初として、翌年からは毎年、伊勢市の代表として中学生を派遣してきました。例年市内中学校から2名ずつ各生徒代表が式典に参列しています。中学生の派遣者は令和6年度でのべ508名となりました。

令和6年度は、8月5日に平和記念公園を訪れ、各学校で折った千羽鶴を「原爆の子の像」に献納し、原爆ドーム、平和記念資料館を見学しました。また、被爆体験講話を聴かせてもらい核兵器の恐ろしさや平和の大切さを学びました。6日には、平和記念式典に参列してきました。

三重に戻ってからは、伊勢市の非核・平和空襲展で報告し、それぞれの学校でも集会や文化祭などを利用して自校の生徒や保護者、地域の方に向け報告を行いました。他に、広報誌やケーブルTVにて報告したり、感想文集を作成したりして、市民に向けても学んできたことを報告しました。

[写真提供:伊勢市]