多摩市子ども被爆地(広島)派遣事業

2022年8月5日~8月7日[東京都多摩市]

本事業は平成23年11月1日に施行した「多摩市非核平和都市宣言」に則り、「戦争の悲惨さと平和の尊さ」を次世代に伝える事業として平成25年度から開始し、子どもたちが派遣事業を通して学び・考えたことを、派遣報告会などで市民の皆さまにお伝えしてきました。

令和4年度は被爆体験伝承講話や図書館を活用した調べもの学習、多摩市平和展への参加といった事前活動を始めとし、8月5日~7日には被爆地である広島へ行き、平和記念資料館の見学や平和記念式典への参列、現地NPO法人とのフィールドワークなどの経験を通して、感じたことやその想いを、多摩市に帰ってきた後に子どもたちが発表しました。

また、令和4年度は多摩市市制施行50周年を記念して、過去に本事業に参加した歴代派遣員も事前活動から報告会までの全活動に参加し、現役の派遣員をサポートしたり、さらに若い世代に平和への想いを繋いでいくことを改めて学ぶといった取組を行いました。

写真提供:多摩市