「高知市平和の日」記念事業を実施

2021年8月6日~8月15日[高知県高知市]

高知市では、広島に原子爆弾が投下された8月6日を「高知市平和の日」と定め、平成元年(1989年)から「高知市平和の日」記念事業を実施しています。主催団体は高知市のほか、高知市教育委員会、「高知市平和の日」記念事業実行委員会の三者で、事業のメインとなる企画資料展では、毎年のテーマに合わせたパネルや実物資料等を展示しています。また、テーマに関連する講師を招いての講演会や映画作品の上映会等を関連事業として実施しています。

令和3年度(2021年度)は、核兵器禁止条約が令和3年(2021年)1月22日に発効となったことにちなみ、「核兵器 終わりの始まり~核兵器禁止条約発効後の世界~」と題し、核のない世界への第一歩となる条約発効について解説するパネルを展示しました。

(写真提供:高知市)

また、小学4年生~中学3年生を対象に募集した「平和への思い」作品展および表彰式も同時開催し、受賞した子どもたちからは、作品に込めた平和への思いを語ってもらいました。

高知市では本事業以外にも、市街地が甚大な被害を受けた高知空襲による犠牲者を追悼する「高知市平和祈念式」を開催するなど、次世代へと平和思想を継承するため今後も平和を推進していく予定です。

詳細はホームページにも掲載しています。ぜひご覧ください。