平和庭園を造設

2019年10月24日[フランス・モワサック市]

フランス・オクシタニ州のモワサック市は白葡萄の産地として知られ、街並みや教会堂、修道院とともに市庁舎も美しい町です。地元の市民団体「平和の番人」の呼び掛けにより、昨年12月1日付で平和首長会議に加盟しました。

市民団体「平和の番人」は、広島・長崎の被爆者の平和への願いを若い世代に継承することを呼び掛けるとともに、石を積み重ねたオブジェの制作を通じ、「平和はこの石積みのように繊細で壊れやすいが、(壊れても)築き上げ続けていかなければならない」というメッセージをアピールする活動を行っています。

平和首長会議加盟に先立ち、このアート・プロジェクトを取り入れた庭園を市内に作り、10月24日にオープニングイベントが行われました。暴風雨により石積みが崩れた際には、市民が自発的に修復を行いました。

モワサック市の市庁舎にて、左からAFCDRPフランス平和首長会議ミシェル・シボ事務局長、モワサック市議会議員、モワサック市長、美帆・シボひろしま平和大使、市民団体「平和の番人」メンバー

(写真提供:ミシェル・シボ氏)