イタリアの加盟都市数が500を突破

2018年2月[イタリアの加盟都市]

 3月1日付で、イタリアの6自治体が加盟しました。これにより、イタリアにおける加盟都市数は504となりました。同国では、国際平和ビューロー(IPB)共同議長のリサ・クラーク氏等の協力者により、平和首長会議未加盟自治体に対する加盟促進の取り組みが続けられてきました。現在、イタリアにおける加盟都市数は、日本、イラン、ドイツに次いで第4位となっています。

 イタリアでは、ICANを始めとした平和団体で構成する「イタリア軍縮ネットワーク」が、キャンペーン「Italia, Ripensaci(「イタリアよ、考えを変えて禁止条約プロセスに加われ」の意)」を2016年に立ち上げ、イタリア政府に対して禁止条約のプロセスに加わる方法を模索するよう求めています。

 2月2日、このキャンペーンの一環で、米国の核弾頭が配備されているゲーディ空軍基地があるブレシア県の県都ブレシア市において、平和首長会議の加盟都市を中心とした行事が実施され、核兵器禁止条約や、条約推進に向けて自治体が果たしうる役割について話し合われました。こうした動きの中で、ブレシア市を始めとする6自治体の加盟が実現しました。

>「イタリア軍縮ネットワーク」によるキャンペーン「Italia, Ripensaci」について(ICANウェブサイト、英語)