ドイツ平和首長会議「フラッグデー」記念行事

2015年7月8日[ドイツ ハノーバー市等]

 7月8日、平和首長会議副会長都市であるハノーバー市の呼びかけにより、ドイツの多くの加盟都市の市庁舎に平和首長会議の旗が掲げられました。旗の掲揚は、核兵器廃絶及び世界恒久平和への願いをこめたものです。今年で第4回目となったドイツ平和首長会議フラッグデーには165の自治体が参加し、各地でこの日の催しの様子が記録されました。

 フラッグデーは、1996年7月8日に、核兵器使用の威嚇でも国際法に違反するとの勧告的意見を国際司法裁判所が発表したことを記念する行事です。

 今年は、この7月8日のフラッグデーに合わせ、ハノーバー市においてドイツ平和首長会議加盟都市会議が開催されました。また、広島・長崎の原爆投下70周年を記念して、関連行事として、昨今の世界情勢を踏まえ核の問題を考える講演会が行われたほか、平和首長会議原爆ポスター展やアニメ「つるにのって」上映会が実施されました。

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(写真提供:フランス平和首長会議(AFCDRP) 美帆シボ氏)