6月12日・13日及び6月26日・27日、マンチェスター市における新たな「ピース・トレイル（平和の小道）」の認定を記念し、講演会や、ピース・トレイルを実際に歩いて巡るイベントが行われました。
マンチェスター市は、「ディスカバー・ピース・イン・ヨーロッパ」というプロジェクトに参加しています。同プロジェクトでは、欧州連合の生涯学習基金からの資金提供を受け、マンチェスター、ウィーン、パリ、ベルリン、トリノ、ブダペスト、ハーグの7都市が各都市内において、またはその範囲を超えて、社会・経済・政治面における進歩的な出来事や、平和・寛容・相互理解・社会正義の推進に貢献した人々や運動を記念するピース・トレイルの認定を進めるとともに、小冊子や共同ウェブサイトを作成しています。
マンチェスター市では、観光ガイド、公務員、教員、学生、議員、宗教団体や平和団体、難民支援団体等から意見を募集し、このプロジェクトについて広めていく予定です。今回のイベントでは、ピース・トレイルについての説明のほか、マンチェスター市庁舎の見学や、ノーベル平和賞受賞団体であり、マンチェスターに国際本部を置いて地雷問題に取り組む「マインズ・アドバイザリー・グループ」による講演、英国内外における反奴隷制運動の始まりに重要な役割を果たしたマンチェスター大聖堂の見学を行いました。
マンチェスター市の「ピース・トレイル」についての小冊子を希望される方は、平和首長会議英国・アイルランド支部事務局のショーン・モリス氏にお問い合わせいただくか、「ディスカバー・ピース」のウェブサイトにアクセスしてください。ウェブサイトからアプリケーションをダウンロードすることも可能です。