ベルギー・イーペル市において開催した第9回平和首長会議理事会に出席し、平和首長会議の今後の取組について審議・決定するとともに、平和関連行事に参加しました。
また、オーストリア・ウィーン市にある国連ウィーン事務所での原爆展開設式典に出席したほか、イギリスのマンチェスター市及びロンドン市を訪問し、関連行事への出席や市長等との意見交換を行いました。
平和首長会議会長 松井広島市長訪問日程:平成27年(2015年)11月10日(火)~19日(木)
11月11日(水)
11月12日(木)
第9回平和首長会議理事会
役員都市11市が出席して平和首長会議の今後の取組等について議論しました。2020ビジョンに基づき、今後核兵器廃絶に向けた集中取組項目に加え、貧困・難民・気候変動等の緊急課題にも、平和首長会議規約第3条の規定に従い地域グループが中心となって取り組むこととしました。併せて、2017年の総会開催地を長崎市とし、2020年に広島市で総会を開催することを確認しました。
11月13日(金)
第9回平和首長会議理事会(2日目)
国連の下に来年設けられる、核兵器のない世界に向けた法的措置等について議論する公開作業部会への参加を各国政府に要請することを盛り込んだ決議文を採択しました。
1月14日(土)
11月16日(月)
英国議会議員等との意見交換
英国国会議事堂内の貴族院会議室において、両院議員や平和首長会議加盟都市市長、平和NGO関係者等約50人に対し、核兵器のない平和な世界の実現を願うヒロシマのメッセージを伝えました。
11月17日(火)
オーストリア外務大臣との面会
セバスチャン・クルツ外務大臣と面会し、「人道の誓約」などオーストリアの核兵器の法的禁止に向けたイニシアティブに対し謝意を述べました。クルツ大臣からは、引き続き核兵器のない世界の実現に取り組むと約束されました。
国連ウィーン事務所での原爆展開設式典
式典挨拶において、この展示を多くの各国政府や国際機関の指導者に見てもらい、絶対悪である核兵器をこの地球上からなくすよう最大限の努力をしてほしいと訴えました。会場は100人以上の参加者とメディア関係者で埋め尽くされ、関心の高さが窺われました。
包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会暫定技術事務局長との面会
ラッシーナ・ゼルボ事務局長と面会し、原爆展開設への尽力に対し謝意を示すと共に、引き続き平和首長会議の活動への支援を要請しました。
在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使との意見交換
北野充大使に対して原爆展開催への協力に謝意を示すと共に、国連総会第1委員会において設置が決議された公開作業部会等核兵器廃絶を巡る国際情勢等について意見交換を行いました。