過去26年間、モントレー郡平和連合は、国連の「国際平和デー」にあたる9月21日に「平和の集い」を開催してきました。本年の催しは、カリフォルニア州中部海岸にあるモントレー・ピース・アンド・ジャスティス・センターで行われた持ち寄り夕食会で、多くの参加者が集い、平和首長会議に加盟するモントレー郡の7人の市長が称えられました。
平和首長会議の専門委員であるジャクリーン・カバッソ氏が講演を行い、モントレー市のタイラー・ウィリアムソン市長、マリーナ市のブルース・デルガド市長、サンド・シティ市のメアリー・アン・カーボン市長が出席しました。
カバッソ氏はまず、国際平和デーの歩みを紹介し、それが「平和の文化」を築くための世界的な運動に果たしてきた役割について述べました。続いて、平和首長会議の近況を紹介し、「平和の文化」を重視する取り組みを強調するとともに、マンチェスター市やマラコフ市での事例を挙げました。また、長崎で開催された直近の平和首長会議総会について報告し、2025~2029年行動計画を説明するとともに、「長崎アピール」も紹介しました。さらに、米国加盟都市が取り組める活動についても提案しました。
カバッソ氏の発表に続き、モントレー郡の3市長がそれぞれ心のこもった短い挨拶を行いました。
モントレー市長は、核兵器問題という世界的課題を地域の課題と結びつける必要性について語りました。マリーナ市長は、環境問題への懸念を核兵器廃絶の必要性と関連づけました。そして、サンド・シティ初の先住民市長であるカーボン市長は、子どもたちにとっての教育と芸術の重要性を強調しました。
[写真提供:ジョン・バローズ氏]