報告:スペイン・グラノラーズ市 モンツェラット・カタ・ラド氏
終末時計が「真夜中まで残り85秒」を示す中、1月27日、平和首長会議ヨーロッパ支部はICANとの共催により、核の脅威の高まりと軍縮条約の今後の展望について議論するウェビナーを開催しました。
ベラルーシの市民団体「Our House」のオルガ・カラチ氏は、特にロシアの核兵器問題に関して、草の根レベルの核軍縮運動の必要性を強調しました。また、特に都市部にける核問題に関する市民の認識不足を指摘し、メディアを通じたさらなる発信の重要性を訴えました。
英国核軍縮キャンペーン(CND)のソフィー・ボルト氏は、ウクライナ情勢の緊張の高まりや米国およびロシアによる新たな核兵器配備を挙げ、核の脅威は冷戦以降で最も高い水準にあると警告しました。また、世界の安全保障のためには**新START(新戦略兵器削減条約)**の延長が重要であると強調しました。
ルジェル・ボシュコヴィッチ研究所のトンチ・タディッチ氏は、現在は「第二の冷戦」の状況にあり、ロシアが核の威嚇を強めていると指摘しました。また、核戦力が戦略的に重要視されている現状から、新START条約が延長される可能性には懐疑的な見方を示しました。
フランクフルト平和研究所のヤナ・バルドゥス氏は、新たな軍拡競争のリスクと、軍縮条約を更新するための政治的意思が不足していることを指摘しました。
本ウェビナーでは、核兵器の管理と削減に向け、国際社会が改めて取り組みを強化する必要性が呼びかけられました。
ウェビナーの様子はこちらからご覧いただけます。
https://www.mayorsforpeace.eu/webinar-a-world-without-limitations-on-nuclear-weapons-addressing-the-demise-of-nuclear-weapon-treaties-27th-january-at-500-p-m/
写真:平和首長会議ヨーロッパ支部
核兵器のない世界の実現
平和文化の振興


