2019年度
開設大学とシラバス
早稲田大学 21世紀世界における戦争と平和 2
21世紀世界における戦争と平和 2
奥迫 元/多賀 秀敏/山田 満/利根川 佳子/
島崎 裕子/篠原 初枝/水島 朝穂
夏クォーター
ユニバーシティ・スタディーズ科目
1年以上
1
早稲田
日本語
大分野名称 国際関係論
中分野名称 国際公共政策
小分野名称 平和研究
初級レベル(入門・導入)
オープン科目
講義
副題
広島、長崎、沖縄-日本の核・戦争体験からの発信
授業概要
21世紀の世界では、経済のグローバリゼーションが進行するなかで、戦争、民族紛争、テロ、暴力もかえって拡大する気配を見せています。
平和憲法を持つ日本でも、一時憲法改正が政治日程に上がったり、周辺諸国との緊張も高まったりしました。
日本は、この戦争や暴力の頻発する世界で何をどうしたらよいのか、平和な世界を構築するためには何が必要なのか。
広島市、長崎市の協力を得て発足したこの講義では、21世紀における戦争と平和の問題を、その原理と実際の両側面から検討し、平和な世界形成の道を、学生諸君と共に考えます。
なお、本科目は、毎週ゲスト講師をお迎えして講義を行います。ゲストの予定によって、講師の変更など生じることがあります。
授業の到達目標
全体の学習を通じて、平和をめぐる履修者各自の今後の研究・実践計画について考えてもらうことを目的とした授業です。
春学期配当の講義では、平和学に関して、主に理論面に関する理解の定着を目標とします。
事前・事後学習の内容
事前・事後学習の内容については、適宜Course N@viを通じて指示いたします。
授業計画
- 開講にあたって―21世紀世界の戦争と平和考
奥迫元(早稲田大学 社会科学部 准教授)
授業の進め方(授業準備、受講上の注意、成績評価等)についてガイダンスを行ったうえで、平和学の基本について導入を行います。
- 島崎 裕子(早稲田大学 社会科学総合学術院 准教授)
- 佐藤 滋之(国連難民高等弁務官事務所)
- 阿部 和美(川村学園女子大学 文学部 国際英語学科 非常勤講師)
- 小松 寛(千葉大学 社会科学研究院 特任研究員)
- 平沼 光(公益財団法人 東京財団政策研究所 研究員 兼 政策オフィサー)
- 堀 芳枝(獨協大学 外国語学部 教授)
- 授業の復習とレポート作成のための自習
教科書
ありません。
参考文献
必要に応じて、随時、教場とCourse N@viでご案内いたします。
成績評価方法
レポート: 80%
一つ一つの講義から学びとったことに加え、それぞれを関連づけたり、比較したりすることによる総合的・学際的視点・思考も重視して評価します。
平常点評価: 20%
出席回数、および質疑応答での質問等により評価します。
備考・関連URL
この科目は、キャンパスアジア「多層的紛争解決・社会変革のためのグローバルリーダー共同育成」プログラムの関連科目でもあります。この科目の(単位数挿入)単位を含む、計12単位以上のキャンパスアジアプログラム科目(含:北京大学もしくは高麗大学校への留学)を履修・取得すると、キャンパスアジア修了証が授与されます。
キャンパスアジアプログラムの詳細:https://www.waseda.jp/campus-asia/