開設大学とシラバス

和光大学 総合演習3

1 年度

2011年度

2 科目名

総合演習3

3 担当教員

竹峰誠一郎

4 開講期間

前期

5 曜日・時限

集中

6 対象学年

2年

7 教室

E304

8 単位

2

授業テーマ

総合演習は、教師志望の学生が、広い視野から人類的な諸課題と向き合い、学び・調べ・発表し・討論しあう能力を身につけることをねらいにしています。
総合演習3は「国際平和と人権」をテーマに授業を展開します。

授業計画

授業概要

3日間の集中講義です。
1日目は、オリエンテーションに続き、グループ分けを行い、図書館を活用し、フィールドワークの事前学習を進めます。
2日目は、生田にある「旧陸軍登戸研究所跡」と「登戸研究所明治大学平和教育資料館」を訪ねます。
登戸研究所は、化学兵器開発、偽札作り、風船爆弾の開発などが戦争中極秘で行われていた場所です。
3日目は「ヒロシマ・ナガサキからグローバルヒバクシャ」へと題し、教科書を活用し、グループ討論を交え展開します。

受講生の感想(抜粋)

*「集中講義で楽そうだったから、受講した人も多いかも知れないけど、それは甘い!!正直きつかった…。でも積極的な人にとっては楽しい授業になると思います。」
*「知らない戦争の事実が知れて、戦争に対する新たな理解が深まった。グループワークでサボらず資料探しをちゃんとしとくと、レポート資料の探し方が身につくと思う」
*「『平和』や『安全』ということばの持つ意味を改めて問い直す、良い機会となりました」
*「暑かった、けどよかったです」
*「通常の講義形式の授業と違い、グループで調べ学習をしたり、フィールドワークで普段行くことのない場所を見学したりするので、退屈に感じませんでした」

履修条件・成績評価の基準等

平常点(出席・討論・感想ノートの記入)+課題(レポート)で総合的に評価します。
*教員の話をただ聞けばいい授業では決してありません。ゼミのように皆さんの積極的な参加が強く求められる授業です。

成績の評価基準

授業の積み重ね(「授業出席」「感想ノートの記入」「グループ討論」「教科書課題」)を基本に、「歩く平和学」の成果を加味し評価します。

教科書

教科書 『いまに問う ヒバクシャと戦後補償』(凱風社、1300+税)
*初回に直接販売します。教科書を活用しながら初日の授業を行います。
*プリント教材も別途配布します。

参考文献

  • 参考書『フィールドワーク 陸軍登戸研究所 学び・調べ・考えよう』(旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎市民の会=編、平和文化、2008年)
  • DVD『蘇る登戸研究所』(明治大学平和教育登戸研究所資料館+メディアワーカーズ・ジャパン/2010年/30分)

リンク

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