平和学
開設大学とシラバス
富山大学 平和学
人間発達科学部人間環境システム学科
未定(非常勤講師)
専門教育科目 選択必修
講義科目
人間発達科学部
2、3、4年
122408
2単位
後期・その他
2009/08/24
オフィスアワー(自由質問時間)
火曜日13:00-15:00 共通教育棟4階408号室
その他質問や相談は電話にて対応する。0764456370 、 09051740685 、09020344116 へ。
リアルタイム・アドバイス:更新日 09/02/27
授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
本講義は、現代の、とくに第二次世界大戦後絶え間なく繰り広げられて、いまなおグローバル世界のもとで継続されている戦争の諸動態を知り、その愚かしい実態をとらえながら、平和の問題を根底から考える。
教育目標
達成目標
本講義は、
- 「広島・長崎」講座として開講され、広島市の後援をもって実施されている。
- 北陸地区国立大学連合双方向遠隔授業システムを利用して富山大学、金沢大学の学生に開放する開放型講義の全国的な先駆けとして開始された。
- 外部から講師を招いての特別講義を織り交ぜながら、体験談や先端的な平和学の研究動向について情報発信している。
- 富山大学履修生にあっては、広島での被爆体験者との交流や戦争遺跡等のフィールドワークを予定している。 (2008年度は2009年2月13日・14日に大阪へのフィールドワークを実施した。)
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
講義内容
- 平和学とは何か
- 戦争・暴力体系の変容と戦争の動態 (各2時間配当)
- グローバル化する世界のなかの戦争 (同上)
- 現代戦争の特質とイラク戦争 (同上)
- 核戦争の脅威と戦争多発の構造 (同上)
- 戦争のない世界から暴力のない世界へ (同上)
- 平和学の展開と可能性 (同上)
- アジアに生きる日本
- 問題展望
その他、講師の先生方による講演会も実施予定である。
キーワード
平和、地球市民、グローバル紛争、核、広島
履修上の注意
出席者は常日頃から新聞を講読する習慣を身につけ、国際問題への関心を強く持って受講すること。
無断欠席は認めない。
(病欠や特定の事情による欠席は、事前連絡があれば考慮する。遠慮なく知らせてほしい。)
成績評価の方法
出席およびレポート課題の提出などをもとに総合的に評価する。
教科書・参考書等 (図書館蔵書検索)
参考図書
イマヌエル・カント(訳:池内紀)『永遠平和のために』綜合社/集英社 2007年
西川潤 『データブック貧困 (改訂版) 』岩波書店 2008年
板垣雄三『イスラーム誤認』岩波書店 2003年
武者小路公秀 『人間安全保障論序説』国際書院 2003年
井伏鱒二『 黒い雨 』新潮文庫 1970年
原爆症認定集団訴訟支援全国連絡会/原爆症認定集団訴訟全国弁護団『 にんげんをかえせ 』 2005年
関連科目
リンク先ホームページアドレス
オープン・クラス受講可否
受入不可
単位互換受講可否
受入不可
備考
リンク
2009年度シラバス
http://syllabus.adm.u-toyama.ac.jp/syllabus/