2015年度
開設大学とシラバス
東京経済大学 平和学a
平和学a
藤原 修
1期
2
月1
日本の平和問題―世界的・歴史的な視座から
近現代の世界における戦争と平和をめぐる問題状況の歴史的変容をふまえつつ、日本の近現代史の中における戦争と平和の位置づけを試みる。
特に、日本の戦争責任、植民地支配責任、日本と近隣諸国との和解、日米関係および沖縄基地問題などが、主要なテーマとなる。
日本近現代史における戦争と平和をめぐる主要な争点についての基本的な知識・理解を得ること。
これを通じて、今日の日本と国際社会との関わりにおけるあるべき姿について、普遍的な説得力のある自分なりの考えを持つことができるようになること。
授業の前後に、指定された教科書を読むことで、授業内容についての理解は深まるであろう。
なにより大切なことは、毎回の授業に真剣にのぞむこと。
- 序論:平和学とは何か
- 近現代世界における戦争と平和
- 近代日本における戦争と平和
- 日本の植民地支配と軍国主義
- 日米安保体制と沖縄基地問題
- 東アジアにおける和解の条件
(授業の進行具合で、テーマの順序、カバーする内容に変化があり得る。)
毎回の授業にまじめに出席し、きちんとノートをとることが単位取得の必須要件。
授業時にノート点検を頻繁に行う。ノートがきちんととれていない者、過去の授業内容を問われて答えられない者は、出席不良者として不合格とする。
具体的な成績評価は、授業内で行う3回の小テストおよび受講態度(出席,受講マナー=私語をしない,ノートをきちんととる,無断退室をしない)で行う。
各テストで合格点がとれなかった者、欠席をした者は,その都度、必ず追試代わりの所定の課題レポートを提出すること。
詳細については、学期はじめに授業時に配布する「受講上の注意」をよく読むこと。
内海愛子・山脇啓造『歴史の壁を超えて』法律文化社 ほかに、適宜、プリントを配布する。
藤原 修「ヒバクシャの世紀」
『岩波講座アジア・太平洋戦争 第8巻 20世紀の中のアジア・太平洋戦争』
本授業は出席および受講マナーを特に重視する。
授業時に退室する場合は、どのような理由であっても、かならず教員に理由を告げ、退室の許可を得ること。教室は出入り自由ではない。
また、携帯電話の授業内利用は厳禁。授業時は、マナーモードではなく、必ず電源を切ること。私語をする者は厳しく注意する。
だが、質問・意見など、受講者の積極的発言はつねに歓迎する。発言をしたい場合は挙手をして発言すること。
リンク
東京経済大学
http://www.tku.ac.jp/
2015年度シラバス
https://portal.tku.ac.jp/syllabus/public/