2015年度
開設大学とシラバス
広島修道大学 広島学(広島・ヒロシマで学ぶ、広島・ヒロシマを学ぶ)
広島学 (広島・ヒロシマで学ぶ、広島・ヒロシマを学ぶ)
森島 吉美 他
2・3・4
2
前期
授業題目
「今・ここ」のヒロシマ-ヒロシマの平和、平和のヒロシマ
授業の概要
講義の柱は二つ。
一つは、広島市が世界の大学に設置をすすめる「広島・長崎講座(被爆都市広島、長崎の事実を後世にいかに伝えていくか)」の中味、いま一つは、「今・ここ」の広島を学ぶこと。広島修道大学が広島市に位置する以上、「ここで、今」学ぶことの意味を学生に体感させること。
修道大学に来る留学生が増えてきている今、また、修道大学から海外に出て行く学生が増えている今、世界の国々に、「今・ここ」の広島を伝える中味・その伝え方を模索する。
学習の到達目標
広島の「今・ここ」を「今・ここ」で学ぶこと。「今・ここ」の広島を語る力を手に入れること。
授業計画
講義は、現地学習があることから、(場合によっては)人数を制限せざるを得ない。授業は金曜日の2限目にあるが、現地学習は土曜日となる。
なお、以下に記すスケジュールは前後する可能性があり、その詳細はそれぞれ講義や掲示等で示す。
- 4月10日(金)
「広島学」概要説明<担当 森島、市川> - 4月17日(金)
「広島・長崎講座とは?」<担当 平和文化センター理事長 小溝 奏義、森島> - 4月24日(金)
「平和問題とジャーナリズムのあり方」<担当 中国新聞平和メディアセンター 田城明> - 5月8日(金)
「戦争と広島」-現地学習のための事前授業
受講生は2班に分かれる。
A班:広島平和記念資料館について<担当 森島>
B班:江田島海上自衛隊術科学校について<担当 市川> - 5月9日(土)
現地学習I(江田島授業は2回分となる)
A班:広島平和記念資料館(被爆者体験の語りを聞くことも含める)
B班:江田島海上自衛隊術科学校見学 - 5月15日(金)
「戦争と広島」-現地学習のための事前授業
受講生は2班に分かれる。
B班:広島平和記念資料館について<担当 森島>
A班:江田島海上自衛隊術科学校について<担当 市川> - 5月16日(土)
現地学習II(江田島授業は2回分となる)
B班:広島平和記念資料館(被爆者体験の語りを聞くことも含める)
A班:江田島海上自衛隊術科学校見学 - 5月29日(金)
「広島学」1部まとめ <担当 森島> - 6月5日(金)
「広島学」2部概論 <担当 森島> - 6月19日(金)
宮島と町家通り <担当 腮尾 尚子> - 6月20日(土)
現地学習III 宮島<担当 森島、腮尾>(雨天決行) - 6月26日(金)
原爆小頭症患者の出会いと生きることの意味<担当 斉藤とも子(女優)> - 7月 4日(土)
現地学習IV 上田宗箇流茶道体験
(参加者が多数の場合2班に分かれて、1班 13時~15時、2班 15時~17時)
<担当 森島> - 7月10日(金)
福島原発事故のその後<担当 福島からのゲストスピーカー 中手聖一(子どもを放射能から
まもる福島ネットワーク設立者)、担当 中手、森島> - 7月17 日(金)
講義のまとめとレポート課題提起 <担当 森島>
授業外学習の課題
講義中に適宜指示
履修上の注意事項
現地学習、学外講師を招くことから、授業態度・時間の厳守が求められます。
また、現地学習においては、バス等での移動や、授業日が土曜日になることを注意して下さい。
【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています。】
成績評価の方法・基準
成績評価の方法・基準 現地学習は、前もって日程を知らせます。現地学習には必ず参加してください。現地学習の体験を踏まえたレポート提出。又、各回の講義(授業)後、感想文を提出してもらいます。 最終レポート(70%)、感想文等授業への積極参加(30%)
テキスト
特になし。
参考文献
講義の中で適宜指示。
質問・相談への対応
質問に関しては、授業の後に配布する出席カードに授業の感想と同時に質問を書くことができる。