1 年度
2018年度
2018年度
平和学
墓田 桂
2
1年生
前期
【平和と安全はどのように維持できるか―安全保障の多面的考察】
「平和」とはどのような状態を指すのだろう?誰が、どのように維持しているのだろう?混沌とした国際情勢にあって、「国際の平和と安全」を維持する目的で作られた国連は今でも有効だろうか?
この授業では、伝統的な安全保障論では必ずしも取り上げられなかった様々な論点を取り上げながら、平和と安全保障にかかわる学説や政策論議を多面的に考察する。
より具体的には、国連やNGO、さらには軍を含めた、平和と安全の多様な担い手(アクター)の活動に着目しつつ、平和と安全保障の個別の課題(イシュー)を検証する。
(おおよそ下記の授業計画に従って授業を進める。変更する場合もある。)
回数 | 授業の計画・内容 | 準備学習 | 準備学習の目安(分) |
第1回 | (おおよそ下記の授業計画に従って授業を進める。変更する場合もある。) ガイダンス -この授業で何を学ぶか |
授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第2回 | 「平和」と「安全」の概念 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第3回 | 変動する国際環境と現代の戦争 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第4回 | 国連の発足 -平和のための国際機関 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第5回 | 国連と集団安全保障体制 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第6回 | 国連の平和維持活動 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第7回 | 武力紛争下の人々の救済 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第8回 | 平和構築の取り組み | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第9回 | 人権の促進と保護に向けた国際的な取り組み |
授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第10回 | 大規模な人権侵害・人道に対する罪の処遇 —移行期正義の課題 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第11回 | 多様な安全保障の方法論 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第12回 | 人道と平和のアクターとしてのNGO | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第13回 | 「人間の安全保障」の思想とその限界 | 授業に関連する事項を予習する。 | 90 |
第14回 | 到達度試験 | これまでの授業で学んだ事項を復習する。 | *到達度試験の準備学修は、個人の判断に委ねる。 |
第15回 | まとめ | これまでの授業で学んだ事項を復習する。 | 90 |
講義形式。関連した映像資料を見る予定。
なお、上記の授業計画は変更することもある。
平常点(20%)、到達度確認テスト(80%)を組み合わせた総合評価。
国際系の科目を履修しておくのが望ましいが、それらの知識がなくとも履修は可能。
特に指定しない。
授業中に配布するレジュメの中で提示する。
ポータルサイトで周知する。