開設大学とシラバス

成蹊大学 平和学

1 年度

2010年度

2 科目名

平和学

3 担当教員

墓田 桂

4 配当年次

1年次配当

5 開講学期

前期

6 単位

2

テーマ・概要・目標

【世界は平和をどのようにとらえてきたか ―国家の安全保障から人間の安全保障へ―】

「平和」とはどのような状態を指すのだろう。一体、誰が、どのように維持しているのか。もしくは誰が壊そうとしているのか。また被害者への対応はどのようになされているのか。

これらの問いを念頭に置きつつ、この授業では国連や市民社会などの平和の担い手に焦点を当てながら、伝統的な安全保障論では必ずしも取り上げられなかった様々な平和の課題を取り上げる。
平和学の学説や政策論議におけるテーマも考察し、平和の課題や平和についての考え方が時代とともに変化してきたことを検証する。

授業の計画

おおまかな授業計画は以下のとおり。

  • ガイダンス
  • 現代の戦争 -なぜ戦争は起きるのか-
  • 国連の発足 ―平和のための国際機関―
  • 国連と集団安全保障体制
  • 国連の平和支援活動
  • 難民と国内避難民
  •  〃
  • 紛争下の人々の救済
  • 平和構築の取り組み
  •  〃
  • 平和創造のアクターとしてのNGO
  •   〃
  • 貧困と構造的暴力
  • 「人間の安全保障」という考え方
  • 試験日

※以上は予定なので、変更する場合もある。

授業の方法

講義形式(現地視察のスライドや関連したビデオを見ることもある) 

成績評価の方法

期末試験を中心に評価する。

必要な予備知識/先修科目/関連科目

国際系の科目

テキスト

特に指定しない。

参考書

授業中に配布するレジュメの中で提示する。

トップへ戻る

PAGETOPへ