1 授業科目
現代日本論
現代日本論
野坂 昭雄
後期
選択
2
国際総合学科2年
この授業の目的は、昭和20年に広島・長崎に投下された原子爆弾の表象を通して、未だにアクチュアルな問題である原爆・核について関心を深め、平和運動や核抑止の議論などに対して、自分なりの考えを持てるようになることです。
この講義の到達目標は、①投下をめぐる状況や被爆の内実に関する知識を獲得し、他の人に説明できること、②原爆や核を描いた映画や文学における基本的な争点を理解し、さまざまな問題に応用すること、の2点です。
なお、本講義は(公財)広島平和文化センターから「広島・長崎講座」の認定を受けています。
※残りの2回分を使って、長崎への研修旅行(1泊2日)を行う予定。
作品を読むよう指示した場合は、必ず読んできてください。新聞には毎日目を通しましょう。また、文学作品や映画などを観て、小グループに分かれて意見を出し合う時間を設けたいと考えているので、日頃から自分なりの意見や観点を持ち、議論の材料を集めるよう努めてください。
平常点(40%)とレポート(60%)を総合して評価します。
教科書は特に用いません。参考文献は講義中に紹介します。
学内専用ブログで情報提供を行います。携帯電話の使用・私語は厳禁とします。また、この講義は長崎への研修(要実費)を含みます。詳しい内容は、第1回目の授業で説明します。