2015年度
開設大学とシラバス
明治学院大学 現代世界と人間4
1 年度
2 開講学期
春学期
3 科目名
現代世界と人間4
4 コーディネーター
平山 恵、 猪瀬 浩平
5 開講場所
白金校舎 本館2階1255教室
6 曜日・時間
火曜日3時限
学習目標
平和な社会を「われわれ」が創るために 現在の社会の構造をしっかりと捉え、虐げられる人がいない平和な社会を一般市民の手で創りあげたい。
そのために過去に動いてきた人、動いている人の「思想」と「実践」理解を通して自分たちの考える機会、行動へのきっかけを模索する。
講義概要
社会の価値観や日々の生活のカタチを作ってきた「近代」、その中で人々はいつの間にか社会の構造に組み込まれてきている。
今、戦争を支援する動きがあった り、経済成長の裏で富の格差がどんどん広がるなど、負の社会現象がみられる。
今こそ、一人一人がしっかり考え、社会を是正していく必要がある。思想や事例 から私たちのあり方を考える。
- 4/7 なぜ今、われわれ一人ひとりが動く必要があるのか(国際学部 平山恵)
- 4/14 民衆運動:小田実を考察する(国際学部 高橋源一郎)
- 4/21 人権をめぐる物語―その誕生と現代の世界における危うさ(法務職研究科 東澤靖)
- 4/28 グローバリゼーションの時代をどう生きるか(現代企画室 太田昌国)
- 5/5→休講 ただし、自習課題あり!→第1回配布資料参照のこと(提出6/9締切)
- 5/12 戦後70年の日本ー暴走する国家、傍観する?市民社会 (PRIME客員所員 吉原功)
- 5/19 地域でエネルギーを作る (足温ネット 大河内秀人)
- 5/26 体の声を聴く(クリアボディ 伊藤真澄)
- 6/2 可能性の芸術という運動(財団法人 たんぽぽの家 播磨靖夫)
- 6/9 自立支援と里親支援
(児童養護施設目黒若葉寮 里親支援専門相談員 甲斐寿美子、自立支援コーディネーター秋林絵美) - 6/16 往来の自由を求めて:在日朝鮮人史から問い直す(教育教養センター 鄭栄桓)
- 6/23 アジアと交流する農民(小松光一)
- 6/30 表現すること、生きること(詩人 上田假奈代)
- 7/7 井戸を掘ると大海に至る:地元で活動を始めて(教養教育センター猪瀬浩平)
- 7/14 まとめ:自分のアクションを考える (猪瀬&平山)
参考文献
小田実『中流の復興』(生活人新書)2007
植木千可子『平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか?』 (ちくま新書)2015
成績評価の基準
毎回のリアクションシートと講義の参加度50%、レポート 50%
関連URL
備考
※詳細は国際平和研究所のHPで適宜更新されていくので、参照のこと。 なお、担当講師の都合等により内容や順番に変化が生じる可能性がある。
学内者・学外者の聴講も歓迎です。