開設大学とシラバス

関西学院大学 平和学「広島・長崎講座」

1 年度

2011年度

2 科目名・クラス

平和学「広島・長崎講座」

3 提供部署

共通教育センター(学際・連携科目)

4 担当者

教授 野田 正彰(MASAAKI NODA)
教授 栗林 輝夫(TERUO KURIBAYASHI)
教授 豊下 楢彦(NARAHIKO TOYOSHITA)
未定()

5 期間・時間

春学期 週 2時間

6 単位

2

7 履修基準年度

1

8 講義コード

42020000

9 最終更新日

2011/03/01 10:33

副題

被爆と過去の統合

講義目的・到達目標

北朝鮮、イランの核開発が問題になるなか、広島長崎の原爆投下のプロセスを述べ、2010年代における平和の課題を追求する。
今年度のトピックは、開国、日清戦争、日露戦争の時代とその後の軍国日本の時代が切り離されている物語が作話される近年の傾向に対し、「過去の統合」について講義する。

各回ごとの授業内容

  • 4/12 15年戦争と原爆開発 野田 正彰
  • 4/19 被爆を生きる 野田 正彰
  • 4/26 未定 野田 正彰
  • 5/3 ビキニ水爆実験とチェルノブイリ原発事故 野田 正彰
  • 5/10 原爆投下とアメリカのキリスト教 栗林 輝夫
  • 5/17 アメリカから観たヒロシマ・ナガサキ 栗林 輝夫
  • 5/24 被爆を語る 被爆証言者
  • 5/31 核兵器と国際社会1 豊下 楢彦
  • 6/7 核兵器と国際社会2 豊下 楢彦
  • 6/14 過去のつまみ食いと統合 野田 正彰
  • 6/21 強制連行と性奴隷 野田 正彰
  • 6/28 熱河伝道 野田 正彰
  • 7/5 東京空襲 野田 正彰
  • 7/12 まとめ 野田 正彰

授業方法

各講義で討論を重視する。

教科書

(著者) 野田 正彰/(書名) 「戦争と罪責」/(発行所、出版年) 岩波書店、1998年
(著者) 野田 正彰/(書名) 「虜囚の記憶」/(発行所、出版年) みすず書店、2009年
(著者) 豊下 楢彦/(書名)「集団的自衛権とは何か」/(発行所、出版年) 岩波書店、2007年
(著者) 栗林 輝夫/(書名)「原子爆弾とキリスト教広島・長崎は「しょうがない」か?」/(発行所、出版年) 日本キリスト教団出版局、2008年

参考文献

PRIME No.31 明治学院大学国際平和研究所 (図書館にあります)
(著者) 渡辺祐子、張宏波、荒井英子「日本のキリスト教と植民地伝道」。

成績評価方法・基準

平常リポート(Ordinary paper)

成績評価方法・基準 自由記述欄

受講を前提にして、
野田教授:リポート(400字詰め原稿用紙 5枚~8枚)と試験
豊下教授:リポート
栗林教授:リポート

学生による授業評価の方法

授業中実施

準備学習等についての具体的な指示及び他の科目の関連

各講義で討論を重視するので積極的に参加すること。

キーワード 。

平和/広島/長崎/開国/日清戦争/日露戦争

リンク

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