開設大学とシラバス

関西学院大学 平和学「広島・長崎講座」

1 開講時期

2006年度春学期

2 開講日

火曜日第2時限(11:10~12:40)

3 対象学生

全学部の1年生

4 単位

週2時間 2単位    

5 テキスト・教材

授業中等で指示する

6 担当教授

野田正彰(学長直属教授)、栗林輝夫(法学部教授)、豊下楢彦(法学部教授)

7 講義目的

1954年のアメリカによるビキニ水爆実験以降、広島・長崎を原点とする反核市民運動は日本の平和運動の中心であったが、21世紀になって忘却の波に洗われている。広島・長崎を軍備強化の理由に読み替える動きさえある。この時点で日本の近代の領土拡大戦争と被爆の関係を捉えなおし、世界認識の軸としたい。

8 講義内容 
  • 4月11日
    開講にあたって 野田 正彰(教授)
  • 4月18日
    原爆と無条件降伏 野田 正彰(教授)
  • 4月25日
    15年戦争 野田 正彰(教授)
  • 5月9日
    被爆を生きる 野田 正彰(教授)
  • 5月16日
    原爆と文学 見田 誠(県立西宮香風高等学校教諭:国語)  
  • 5月23日
    このごろ考えること 小田 実(作家)
  • 5月30日
    現代中国人にとっての中日戦争 歩 平(中国社会科学院近代史研究所所長)
  • 6月6日
    広島・長崎体験を人類の共有知に 秋葉 忠利(広島市長)
  • 6月13日
    核兵器と国際社会 豊下 楢彦(教授)
  • 6月20日
    アメリカ社会と原爆 栗林 輝夫(教授)
  • 6月27日
    イラク戦争とアメリカ・キリスト教 栗林 輝夫(教授)
  • 7月4日
    日中戦争から考える 鹿田 正夫(山陰中国帰還者連絡会副代表)
  • 7月11日
    平和運動と国家主義の流れ 野田正彰(教授) 

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