開設大学とシラバス

国際基督教大学 ヒロシマセミナー

1.年度

2018年度

2.概要

原爆投下から74年目を迎え、被爆者の高齢化が進む中、被爆体験の継承が大きな課題となっています。

このため、広島市及び長崎市は、被爆者の「他の誰にもこんな思いをさせてはならない」というメッセージに込められている核兵器廃絶と世界恒久平和への「思い」を学問的に整理・体系化し、普遍性のある学問として、次代を担う若い世代に伝えていくため、国内外の大学に広島・長崎講座を開設・普及することに取り組んでいます。

こうした中、国際基督教大学が、「広島・長崎講座」の現地学習として、ヒロシマセミナーを開催しました。

このセミナーは、平和記念資料館の見学、被爆体験講話や平和に関する講義の聴講などを通じて、核兵器の廃絶と世界恒久平和を願う「ヒロシマの心」を理解するために開催されました。同大学による広島での現地学習は、2003年から開催され、今回で17回目となりました。

3.スケジュール

実施日:2019年3月6日・7日     
日付
時間
内容
会場
3/6(水)
14:00-15:15 平和記念公園見学
原爆死没者慰霊碑参拝献花
平和記念公園
15:15-16:15 平和記念資料館見学 平和記念資料館
3/7(木)
10:00-11:30 講義
(広島市立大学 湯浅教授)
国際会議場研修室
13:00-14:00 被爆体験講話聴講
(証言者:小倉桂子さん)
原爆死没者追悼平和祈念館
研修室
14:15-14:45 原爆死没者追悼平和祈念館見学 原爆死没者追悼平和祈念館
15:00-16:00被爆体験記朗読会聴講 原爆死没者追悼平和祈念館
研修室
16:30-17:30 講義
(特定非営利活動法人ANT-Hiroshima 渡部理事長)
国際会議場研修室

4.参加者

アメリカに本部を持つロータリー財団により世界各国で選抜され、現在、国際基督教大学の修士課程で学んでいる海外の奨学生9名及び教職員2名。

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