開設大学とシラバス

広島大学 ヒロシマ学

1 年度

2015年度

2 科目名

ヒロシマ学

3 担当教員

布川 弘

4 年次

1年次生

5 単位

2

6 開講学期

前期

7 曜日・時間

月 1時限,2時限

授業の位置づけ

平和に関わる課題の解決をめざし、文系・理系の枠を超えた様々な専門分野の学問の方法に触れ、多様な視角から課題に接近する仕方に触れるとともに、自分の独自の意見を創造する体験をし、市民社会の成員たるにふさわしい資質を身につける。

学習の成果

課題の設定とその解決に自主的・主体的に取組む経験を通して、学問の面白さを体験し、大学でのその後の勉学や社会に出た後にまで及ぶような、勉学への意欲を育む。

目標・概要等

課題の設定とその解決に自主的・主体的に取組む経験を通して、勉学への意欲を育むことができるように、講義で主体的な学びのための素材を提供し、グループディスカッションを通して、批判的な思考力とプレゼンテーションの力を養成する。とりわけ、この授業では戦争の記憶にどのように向き合うかを共通課題とし、平和についての具体的なメッセージを発することをめざす。

そして、その活動を通じて広島大学の理念五原則の先頭に掲げられている平和を希求する精神を養う。

授業の方法【詳細情報】

プレゼンテーション60点。グループでの活動20点。平和のモニュメント見学レポート20点。平和のモニュメント見学レポートを提出しない場合、単位は認めない。

授業の方法【詳細情報】

 PBL授業の形式で、広島での戦争の記憶に関わる与えられた課題について、その解決方法をグループ単位に主体的自主的に探究する。それに必要なファシリテーターとゲストの講義を用意する。

授業計画

  • 問題提起1 「ヒロシマ学」がめざすもの:戦争の記憶と向き合う
  • 〔ゲスト〕韓国人被爆者・在外被爆者 豊永恵三郎先生
  • 課題の提示とグループの結成
  • グループ作業1 : 問題群を考える
  • 〔ゲスト〕原爆の人体への影響    神谷研二先生
  • グループ作業2 : 問題群を整理する
  • グループ作業3 : 課題解決へのアプローチを絞る
  • グループ作業4 : 課題解決へのアプローチを絞る
  • グループ作業5 : 作業を分担する
  • グループ作業6 : 課題解決の方法を検討する
  • グループ作業7 : 課題解決の方法を検討する
  • 〔ゲスト〕ヒロシマの課題 田中聡司先生
  • グループ作業8 : プレゼンテーションの準備 分担
  • プレゼンテーション
  • 反省

復習へのアドバイス

  • 戦争の記憶と向き合うことの意義について考える。
  • ゲストスピーカーの講義をレポートにまとめる。
  • グループ内での役割を確認する。
  • ゲストスピーカーの講義をレポートにまとめる。
  • 原爆投下とアメリカのキリスト教 栗林 輝夫
  • グループ作業を補足する。
  • 同上。
  • ゲストスピーカーの講義をレポートにまとめる。
  • グループ作業を補足する。
  • 必要なし。

リンク

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