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国際基督教大学の2011年度広島現地学習の感想

3月5日(月)から3月8日(木)までの間、広島で国際基督教大学の現地学習が行なわれました。現地学習後に同大学が実施したアンケート結果から下記の項目についての参加者の感想の抜粋を掲載します。

広島現地学習に参加後、あなたのヒロシマに対する見方はどのように変わりましたか?

  • 過去に起こった出来事に対する広島の人たちの寛大さに感銘を受けました。 人々は過去に受けた傷を取り除き、それを将来に役立てると心から決意しています。素晴らしい精神です。街は美しく、思っていたよりも発達していました。人々はとても歓迎してくれました。
  • この現地学習で歴史的な知識についてより多くを得、より多くを学びました。 私の目から見て広島は多くの希望と可能性のある新しい街だと感じます。皆ができることそして、やるべきことがたくさんあります。 この街のために何か他にできることはないか、学び続け、対話又は議論をし続けるべきことがまだまだあります。出会った人々そして、 学び、聴いたことを、良い現地学習ということだけで終わらせておいてはいけません。広島のためにできることがもっと他にもあるはずです。 私たちが個人的に、又は、組織的に行動し、援助し、支援する可能性という視点から考えていきたいです。
  • 原爆とそれがもたらす結果について大変よく理解できました。原爆が二度と使用されてはならないということを更に確信しました。
  • 広島での現地学習は非常にインパクトがありました。戦争の恐ろしさや、 人類がどれほど破壊的で残酷になりえるのかについて本当に考えさせられました。被爆体験や資料館のオーディオガイドを聴き、 世界平和の希求や紛争解決における自分の役割を考えました。正直に言って、自分の力不足を時々感じました。 世界を変えるために自分は何ができるでしょうか。このような残虐行為を今後二度と起こさないようにする中で、自分はどのような役割を 担えるのでしょうか。政治・経済・社会・環境的に複雑な戦争を学ぶと同時に、世界市民そして平和フェローとしての私たちの役割を 学ぶことも大切だと思います。広島現地学習は、私たちに過去や戦争・憎しみを煽る状況について考えることを促すような、 インパクトのある貴重な経験です。しかし、未来のリーダーとして、私たちは将来も見据えなければなりません。リーパー理事長が このことについて見識と刺激を与えてくれ、非常に素晴らしい意見交換を行うことができました。

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