更新履歴

セントラルコネチカット州立大学の広島現地学習

6月7日(木)~8日(金)、米国・セントラルコネチカット州立大学の学生一行14人が「広島・長崎講座」の現地学習として広島を 訪れ、平和学習を行いました。 同校は、以前から「広島・長崎講座」として講義形式の平和講座を開設していますが、現地学習形式としては今回が初めての実施となります。 この授業は同校が開設している「海外学習講座」の一つで、広島、長崎、京都、奈良 への訪問を通して、平和問題や日本文化を学ぶものです。

一行はまず、原爆映画のビデオ『ヒロシマ・母たちの祈り』を 鑑賞した後、松島圭次郎・ひろしまを語り継ぐ教師の会会長の被爆体験証言を聴講しました。 16歳の時、学校の授業中、校舎内 で被爆した当時の様子を語る松島さんのお話を、一行は真剣に傾聴していました。 松島さんは、参加者に「帰国して私の体験を皆さんの周りの人たちに語ってほしい」と述べ、参加者からは、米国に対する感情や 被爆当時の様子について多くの質問がありました。このほか一行は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館と広島平和記念資料館を見学し、 翌日には、(公財)放射線影響研究所を訪問し、被爆の実相について学習を深めました。

PAGETOPへ