開設大学とシラバス

長崎県立大学 「被曝と健康」

1 年度

2019年度

2 科目名

被曝と健康

3 担当教員

宮崎 泰司

4 対象学年

1年

5 クラス

看護栄養学部

6 開講学期

後期

7 開講時期

後期

8 曜日・時限

集中

9 単位区分

選択

10 授業形態

講義

11 単位数

1

授業概要とテーマ

放射線の人体への影響、医療における放射線の利用

到達目標

1. 放射線が人体にどのような影響をもたらすのかについて理解できる。
2. 放射線がどのように医療に利用されているのかについて理解できる。
3. 原爆や事故に関連した放射線障害について理解できる。

授業計画

講義回数
主題
授業内容
1
放射線の基礎的な知識 1.放射線の歴史
2.放射線の基本的な性質と自然放射線
2
医療と放射線 医療における放射線利用について
3
放射線障害-1-(急性期) 放射線が急性期に人体にどのような影響を及ぼすかについて
4
放射線障害-2-(晩発性) 放射線の晩発性障害について
5
放射線障害-3-(慢性期) 原爆被爆者に見られた造血器腫瘍について
6
放射線に関連する事故(1) 放射線関連事故と緊急被ばく医療
7
放射線に関連する事故(2) 福島第一原子力発電所の事故について
8
放射線災害・障害に対する医療 福島帰村の支援、原爆被爆者に対する検診
9
定期試験は実施しない 成績評価については「成績評価の方法」欄参照

成績評価の基準

A(秀) …90~100点
B(優) …80~89点
C(良) …70~79点
D(可) …60~69点
F(不可)…59点以下

成績評価の方法

各講義において小テストを行う。また、全体の講義終了後(8回目のあと)にレポート課題を提示し、1〜2週間程度でレポートを提出していただく。小テスト点数、レポート内容を合わせて、総合的に判定する。(100%)

テキスト

講義の際に必要な資料を配付する

参考文献

原爆放射線の人体影響第2版 2012年 文光堂
ナースのための放射線医療 2002年 朝倉書店

科目のキーワード

放射線、放射能、放射線障害、急性期、晩発期

授業の特徴

放射線の基礎的な理解から、その人体への影響、医療における利用について幅広く講義を行う。

履修上の注意等(履修条件等)

受講の際、私語や携帯操作などでスタッフより注意をされた場合はその回数をカウントし、評価の対象とする。 なお5回以上注意を受けた場合は失格(Y)となるため、留意のこと。

リンク

長崎県立大学
http://sun.ac.jp/

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