広島・長崎講座

1　開講年度

2003年度（通年）

2　対象学生

全学部・全学年

3　単位

4単位

4　担当教員

西川潤（政治経済学部）、高橋世織（政治経済学部）、長谷川真理子（政治経済学部）、水島朝穂（法学部）、多賀秀敏（社会科学部）、山崎芳男（国際情報通信研究センター）加納貞彦（国際情報通信センター）

5　講義内容

第Ⅰ部　２１世紀世界の平和とは？－平和研究へのいざない

• 4月19日
  開講にあたって－21世紀の平和とは？平和研究の意義
  多賀秀敏（社会科学部教授）、西川潤（政治経済学部教授）
• 26日
  法学の視点
  水島朝穂（法学部教授）
• 5月10日
  ジェンダーの視点
  勝方恵子（法学部教授）
• 17日
  生物学の視点
  長谷川真理子（政治経済学部教授）
• 24日
  コミュニケーションの視点
  山崎芳男（国際情報通信研究センター）　　　　　
• 31日
  情報通信の視点
  加納貞彦（国際情報通信研究センター）
• 6月7日
  文化の視点
  午後　映画「GAMA　月桃の花」（科外講義）
  高橋世織（政治経済学部教授）　

第Ⅱ部　広島、長崎、沖縄経験をどう受け継ぐか？

• 6月14日
  ヒロシマ経験に立つ世界平和構想
  午後　映画「黒い雨」（科外講義）
  秋葉忠利（広島市長）・阿部静子（被爆体験証言者）
• 21日
  長崎から平和の呼びかけ
  田崎昇（前長崎市平和推進室長）
• 28日
  沖縄から平和を考える
  午後　チェアプロフェッサー記念講義
  「平和のグローバル化へ向けて」
  新崎盛暉（沖縄大学学長）
• 7月5日
  日米関係から平和を考える
  福井治弘（広島平和研究所）
• 12日
  コスタリカの平和思想
  午後　映画「軍隊のない国」
  リカルド・セケイラ（コスタリカ共和国駐日大使）
• 19日
  中間レポート講評（1）
  多賀秀敏（社会科学部教授）
• 26日
  中間レポート講評（2）
  多賀秀敏（社会科学部教授）

第Ⅲ部　平和学の先端課題

• 10月4日
  平和・人権・主権の関係についてー「人道的介入」考
  水島朝穂（法学部教授）
• 11日
  平和構築にもつＮＧＯの役割
  熊岡路矢（日本国際ボランティアセンター）

第Ⅳ部　環境と平和

• 10月4日
  平和・人権・主権の関係についてー「人道的介入」考
  水島朝穂（法学部教授）
• 11日
  平和構築にもつＮＧＯの役割
  熊岡路矢（日本国際ボランティアセンター）
• 18日
  同種固体間の攻撃と協力の進化
  長谷川真理子（政治経済学部教授）
• 25日
  異種間の関係と生態系の安定性
  長谷川真理子（政治経済学部教授）
• 11月1日
  生物多様性
  長谷川真理子（政治経済学部教授）

第Ⅴ部　平和の文化

• 8日
  ハリウッド映画から遠く離れて
  ーイラン映画にこめられたもの
  高橋世織（政治経済学部教授）
• 15日
  写真家東松照明の映像メッセージ
  ー長崎・沖縄の「記録と記憶」
  高橋世織（政治経済学部教授）
• 22日
  原爆はいかに描かれ、語られたか
  ー丸木夫妻、原民喜、井上ひさし
  高橋世織（政治経済学部教授）

第Ⅵ部　南北問題と平和

• 29日
  アフリカにおける教育普及と平和
  笹岡雄一（国際協力事業団）
• 12月6日
  南北格差の拡大と平和研究の課題
  北沢洋子（日本平和学会会長）
• 13日
  中東紛争の根源
  ーパレスチナ・イスラエル問題をどう見るか？
  板垣雄三（東京大学名誉教授）

第Ⅶ部　国際情報通信の発展と平和

• 20日
  文化とその多様性を支える技術
  最終レポート提出（2000字程度）
  山崎芳男（国際情報通信研究センター）
• 1月10日
  平和を支える文明間の対話と技術
  山崎芳男（国際情報通信研究センター）
• 17日
  国際情報通信の発展と平和
  加納貞彦（国際情報通信研究センター））
• 24日
  聖書に出てくる平和
  ー「隔ての壁を壊すもの」
  加納貞彦（国際情報通信研究センター））

終講にあたって

• 1月31日
  最終レポート講評
  多賀秀敏（社会科学部教授）、西川潤（政治経済学部教授）